その他の応急手当(けが・事故)
きず
傷の治りを早め、破傷風の危険性を減らすため、流水でしっかり土や泥などの汚れを洗い流します。
出血が続いているときは、清潔なハンカチ・タオルなどを重ねてきず口にあてて、出血部位を指先や手のひらで強く圧迫します。
止血後、清潔なガーゼなどできずを覆います。
ねんざ・打ち身(打撲)
内出血や腫れを抑えるために、患部を冷却パックや氷水などで冷やしましょう。
骨折
変形した骨が動かないように固定をすることで、移動するときの痛みを和らげ、更なる損傷を防ぐことができます。
そえ木や新聞紙、三角巾などを使って固定しましょう。




太ももが変形しているとき、骨折した部分にきずがあったり骨が飛び出しているときなどは、直ちに119番通報してください。
首を痛めているとき
交通事故や高いところからの転落などで頭や顔にかけて大きなけががある場合、首の骨(頸椎)を痛めている可能性があります。
意識がはっきりしている場合は、頭を動かさないように伝えます。
首が痛いか、手足がしびれるか、手足に力がはいらないか聞きます。

首の骨を痛めている可能性がある場合は、直ちに119番通報してください。
やけど
やけどの悪化防止や痛み軽減のために、すぐに流水で冷やします。

やけどが広い範囲にわたっている場合、顔面・陰部のやけど、痛みを感じないほどの深いやけどのときは、流水で冷やしながら119番通報してください。
歯の損傷
歯茎からの出血は、丸めた綿やティッシュなどを使って圧迫止血をします。
歯が抜け落ちた場合、条件がよければ歯を元の位置に植え直す(再植)ことができます。
脱落した歯を「歯の保存液」か「牛乳」につけるか、ラップなどに包んで、できるだけ早く歯科を受診をしましょう。

毒物
毒物を飲んでしまった場合は、無理に吐かせようとせず、すぐに119番通報してください。
救急隊が到着するまでに、毒物の種類・量、飲んだ時刻などをメモしておきましょう。
溺水(水の事故)
溺れている人を見つけたときは、大声で応援を呼び、直ちに119番(海の事故は118番)に通報します。
浴槽での溺水の時は、すぐに浴槽の湯を抜きましょう。

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