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当園主催の猛禽類シンポジウム「円山動物園が猛禽類専門家と考える大型猛禽類の未来」を開催します。
現場で活躍する猛禽類専門家からの講演後は、当園の小菅正夫参与も迎え、「猛禽類の生息域内外保全と動物園の果たす役割」について議論します。
2024年11月16日(土曜日) 13:00~15:00
プログラム
13:00~13:10【開催挨拶・趣旨説明】
13:10~14:25【事例報告】
「猛禽類の保護増殖事業について」環境省北海道地方事務所野生生物課課長補佐 福田真
オジロワシ・オオワシ・シマフクロウの現状や、保護増殖事業の取り組みについてお話します。
「希少猛禽類の風車事故防止に向けた研究」 徳島大学大学院社会産業理工学研究部生態系管理工学研究室 河口 洋一
希少猛禽類の風車衝突がどういう場所で起きるか、
飛翔特性との関係や小型風車の課題、海外の事例や、小型風車に衝突する事故映像も紹介します。
「絶滅の危機に瀕した猛禽類との共生を目指して~保全医学と環境治療の最前線から~」 猛禽類医学研究所 齊藤 慶輔
30年以上に渡る希少猛禽類の保全活動から見えてきた人間との様々な軋轢。
これらを改善し、より良い共生を目指した“環境治療”の具体例を紹介します。
猛禽類保全先進国スコットランドで活躍するRoy Dennis (Roy Dennis Wildlife Foundation)による猛禽類保全の取り組みについても紹介します。
「動物園の立場から実践する猛禽類の保全」 円山動物園 保全・教育推進課 飼育展示二担当係 菊池晏那
救護された猛禽類のリハビリや野生復帰、飼育個体の繁殖に「鷹匠」の技術を導入することで
「猛禽類の本質」を捉えたアプローチができるようになりました。
これらの技術が猛禽類の保全にどのように役立つのか実例を交えて紹介します。
14:25~15:00【パネルディスカッション】
テーマ「猛禽類の生息域内外保全と動物園の果たす役割」
コーディネーター:フリーライター 野谷 悦子
パネリスト:福田 真、齊藤 慶輔、小菅 正夫、河口 洋一
15:00【閉会】
名称 | 北海道大学 学術交流会館 第一会議室 |
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所在地 | 北海道札幌市北区北8西5 |
関連リンク | 北海道大学 学術交流会館 アクセス |
130名程度
無料
現地参加のみ。
後日、円山動物園公式YOUTUBEにて動画を公開予定
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