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12月20日10時から、厚別区民センター(厚別区厚別中央1条5丁目)で、令和6年度厚別区防犯講座が行われ、厚別区民54名が参加した。
この講座は、厚別区民に防犯に関する知識を学んでもらい、防犯意識を向上させ、被害を未然に防いでもらおうと厚別区役所が開催しているもの。今年度は、札幌市消費者センターの消費生活アドバイザーである星原智江(ほしはら・ともえ)氏を講師に迎え、「インターネットトラブルと問題商法の最新事例」をテーマに行われた。
講座では、札幌市内で発生した特殊詐欺の被害件数と被害額の推移とともに、今年には厚別区内でも多額の詐欺事件が発生し身近な場所で犯罪被害が発生していることを紹介。また、スマートフォンの普及によりインターネットを使用した特殊詐欺やトラブルが増加しており、最新のさまざまな事例とともに被害に遭わないための対応策も紹介された。併せて、クーリング・オフ制度の活用方法や相談窓口である札幌市消費者センターの役割なども紹介され、参加者は一つ一つ確認しながら学んでいた。
講師の星原氏は『「自分は大丈夫!」は通用しません。悪質な業者は皆さんを巧みに狙っています。おかしいなと感じたら、まず消費者センターや警察に相談し、被害に遭わないように気を付けてください』と参加者に向けて語った。
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