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(令和6年6月18日火曜日)
生活道路の除排雪に関するさまざまの課題の対応に向けて、幅広い視点で意見交換を行う「持続可能な生活道路除排雪の在り方検討会」を開催いたしました。
札幌市においては、平成4年からパートナーシップ排雪制度を開始し、除雪事業者との調整や手配などについては市が行い、費用の一部を地域・町内会が負担するという形で排雪作業を進めていまいりました。
しかしながら近年は、宅配や介護事業の需要が高まり、それぞれの住宅地にも頻繁に車が入る必要が生じ、生活道路の排雪の必要性に対する声が非常に高まってきているところです。
一方で、町内会を含めた地域の負担も増えているほか、除排雪作業の担い手の方も高齢化が進んでおり、道路管理の在り方や行政の責務、市民の皆さまとの役割分担などについて根本的に議論を進めていかなければならない状況にあります。
今回の検討会では、将来にわたっての持続可能な除排雪、とりわけ生活道路の除排雪の在り方について、さまざまな立場の委員の皆さまから多様なご意見をいただきました。
今後も引き続き、検討会において意見交換を重ね、市民の皆さまがより快適に生活できるまちづくりに向け、持続可能な除排雪体制の検討を進めてまいります。
(札幌市長 秋元 克広)
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