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更新日:2024年12月27日

職員への年末のあいさつを行いました

令和6年年末職員向けあいさつ

(令和6年12月27日金曜日)

2024年の仕事納めということで、職員に対し年末のあいさつを行いました。

今年を振り返りますと、新年早々に、多くの方が犠牲となった能登半島地震の発生がございました。札幌市からも、多くの職員の皆さまに被災地で復旧復興支援に当たっていただき、あらためて心から感謝を申し上げます。

まもなく災害から1年が経とうとしておりますが、被災地では、現在もなお不自由な生活を強いられている方が多数いらっしゃいます。一日も早く、震災前の生活を取り戻せるよう、今後も支援を続けてまいりたいと考えていますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。

また、今、札幌市では、GXに関連する取り組みに力を入れており、その大きな節目として、今年6月には北海道・札幌市が「金融・資産運用特区」の対象地域として決定されるとともに、北海道が「国家戦略特区」の指定を受けることとなりました。

現在、この特区指定を活用しながら、北海道が有する国内随一の再生可能エネルギーのポテンシャルを最大限に生かし、北海道が日本の再生可能エネルギー供給の中心地となり、そして、札幌市がそれを支える金融機能の集積地となるべく、GXおよび金融のさまざまな取り組みに挑戦し、環境づくりを進めているところです。

北海道・札幌を日本の再生可能エネルギーの供給基地、そして、アジア・世界の「金融センター」として飛躍させていきたいと考えておりますので、引き続き、職員の皆さんには一丸となって取組を進めていただきたいと思います。今後の大きな取り組みとしまして、地球温暖化などさまざまな社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指すため、水素の利活用をより一層進めてまいります。

現在、大通東5丁目に、市内初の定置式の水素ステーションと水素による燃料電池を導入した集客交流施設からなる、「災害に強く環境にやさしいモデル街区」の整備を進めているところです。

このモデル街区をはじめ、今後、札幌市は、水素エネルギーの積極的な活用推進により、再生可能エネルギーの導入拡大や、地域内でのエネルギーの安定供給、経済の活性化につなげるととともに、「水素エネルギーを使うまち」を新たな魅力として発信し、水素エネルギーの利活用によるまちの変化を市民の皆さまに実感いただけるよう、引き続き、職員の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと考えております。

最後に、職員の皆さんには、この年末年始をゆっくり休んでいただき、英気を養っていただきたいと思います。新しい年を皆さんが希望を持って迎えられることを願っております。

(札幌市長 秋元 克広)

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