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ホーム > 東区の出来事(地区ニュース) > 地区ニュース2月21日札幌市初!厳冬期の地域住民参加型区防災訓練

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更新日:2025年3月10日

地区ニュース2月21日札幌市初!厳冬期の地域住民参加型区防災訓練

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落雪事故に巻き込まれた方の救出訓練

2月21日午後2時30分から市立札幌開成中等教育学校(北22条東21丁目1-1)で、令和6年度東区防災訓練を実施しました。

東区役所が主催する防災訓練は、これまで、防災月間に合わせて9月に行っておりましたが、昨年元日に発生した令和6年能登半島地震もあり、初めて厳冬期に実践しました。

訓練には、事前に申し込みのあった東区在住または東区に通勤通学されている方、会場となった市立札幌開成中等教育学校の生徒と保護者、学校がある元町地区の住民が参加しました。

屋外では、東消防署の救助隊から、落雪事故に巻き込まれた方の救出方法を学んだほか、消火や給水の訓練、屋内では、発熱剤を使用して火を使わず安全に食品を温めることができる加熱容器の体験や、水とお湯を使用した非常食の食べ比べ、段ボールベットや簡易ベット、アルミシート、毛布の寝比べなどを行いました。

食べ比べでは、「冷温だと味は良いけど体が冷えてしまう」、「冷温だと量が食べられない」などの感想が多かった一方、「冷温は食べにくいけど、加温よりおいしく食べられた」と冷温のメリットを述べる生徒もいました。

暖房が使用できない避難所の生活を疑似的に体験できる宿泊体験には約100名が参加。寝袋などを持参して一夜を過ごした会場は、午前2時に9.7度の室温となりました。参加者の多くは「暖房を切った体育館で過ごすのが、こんなにつらいとは思わなかった。災害を乗り切るためにはやはり自宅での備えも大切だ。」と述べていました。

今回の訓練では、札幌市立大学と共同による調査研究も行い、防災訓練前後と訓練終了3カ月後のアンケート調査による効果検証、冷温非常食試食や暖房がない避難所での就寝に関する心と体に及ぼす影響などの分析は、今後の市の防災施策に役立てられます。

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消火訓練

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寝比べ体験

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暖房を切った会場での宿泊体験

このページについてのお問い合わせ

札幌市東区市民部総務企画課

電話番号:011-741-2414

ファクス番号:011-742-4762