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更新日:2025年1月20日

さっぽろ未来創生プランにおける官民連携の推進に向けた取組

札幌市では、令和5年度において、切れ目のない人口減少対策に取り組んでいくための方向性と具体的な取組をまとめた「さっぽろ未来創生プラン」のさらなる推進に向けて、複雑化・高度化する地域課題の解決に資する企業等の多様な主体との連携・協働の実現を目指し、官民連携の取組の提案を募集しました。現在、応募のあった企業と連携し、各提案に基づいた取組を進めています。

官民連携による「さっぽろ未来創生プラン」推進ワークショップ

開催日

令和6年8月28日(水曜日)

開催場所

Space札幌大通EAST(中央区南2条東2丁目7-1「第3NEOビル」7階)

参加者

計13名(市内大学生9名、株式会社北海道博報堂若手社員2名、札幌市若手職員2名)

概要

株式会社北海道博報堂の社会問題の解決に向けたプロジェクト「新どさんこ研究所」と連携し、若者が「札幌で暮らしたい」と思えるような「ならではの魅力」を深掘りするほか、それを効果的に発信する手法についてディスカッションし、グループごとに発表するワークショップを開催しました。この取組は、次代を担う若者から見た“札幌暮らしの魅力”について議論することで、参加者自身にまちへの愛着を持ってもらうとともに、若い世代の転入や地元定着につなげていくための手掛かりを探るためのもの。参加者の皆さんからいただいたご意見につきましては、次期さっぽろ未来創生プランの策定及び推進に生かして参ります。

主な意見

札幌の魅力について

「食・雪・自然など幅広い分野における魅力がある」「都会すぎず、田舎すぎず、バランスがとれたまちであり、都会と田舎の良い部分が集められている」「仕事など若者がやりたいことができるまちであることが魅力である」「たくさんのコミュニティがあり、刺激をもらえる環境がある」

魅力の発信について

「SNSを活用し、札幌の魅力を伝えるショート動画など気軽に見ることのできるコンテンツを投稿する」「札幌の良さを集結した市民向けのイベント、セミナーなどの開催する」「インフルエンサーを活用して、札幌での生活の魅力を発信する」「国内の若者が札幌での生活を体験できる取組を実施する」

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官民連携による『まち歩きツアー』の企画・造成

開催日

意見交換・フィールドワーク:令和6年8月~11月※4回実施
モニターツアー:令和6年11月11日(月曜日)

開催場所

桑園地区各所

参加者

市内大学生4名

概要

札幌市内でまち歩きガイドツアー「闊歩札幌」を企画運営している株式会社エゾシカ旅行社より提案を受け、『若者が参加したくなるまち歩き』を目指し、若者である大学生の協力を得てツアー造成に向けて検討を重ねてまいりました。

この取組は、次代を担う若者がまち歩きを通じて、“一歩踏み込んだ札幌の深い魅力”を再認識し、札幌に愛着を感じてもらい「札幌市に住み続けたいと感じる人を増やす」効果を期待したものです。

今回、JR駅開業100周年を迎え、歴史のある「桑園地区」を選定し、巡るコースや商品名、情報の発信の方法や価格等について意見交換やフィールドワークを実施し、その後、モニターツアーを行うことで商品化に向けた課題抽出を行いました。

※本企画については、株式会社エゾシカ旅行社のツアー商品として令和7年度の販売を予定しています。

主な意見

  • “桑園”は歴史の古い街、という印象だったが、訪れてみて新しいものも多く魅力を再認識できた。
  • 学割や地元民割など若者が参加しやすい仕組み作りが必要だと思う。
  • その街の歴史や地域資源といった魅力を参加者にうまく伝え、まち歩きを飽きさせない工夫が必要。
  • ターゲットを絞りSNS等を活用したプロモーションが必要。
  • ツアー参加でのみ見学できる場所があると特別感があり、参加したくなるのでは。
  • 友人を案内したくなる場所も多いと感じた。口コミが大切だと思う。

『まち歩き』意見交換の様子 『まち歩き』モニターツアーの様子

このページについてのお問い合わせ

札幌市まちづくり政策局政策企画部企画課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎5階

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