ホーム > 清田区の出来事を紹介 > 令和6年8月8日 清田区中学生サミット2024
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8月8日(水曜日)、清田区民センターで「清田区中学生サミット2024」が開催され、区内の市立中学校7校から、生徒会に所属する生徒42名が参加しました。
このサミットは、清田区の未来を担う中学生がまちづくりについて話し合い、まちづくりへの意識を高めて行動することを目的として、清田区PTA連合会が主催したもので、今回が7回目の開催です。全体司会も生徒が行い、今回は清田中学校が担当しました。
まずは学校ごとに参加者の自己紹介と、各校や生徒会で取り組んでいる「生徒会活動」「交流活動」について発表をしました。
その後、各校入り混じって7つのグループへ分かれ、「私たち清田区の中学生は、区民の皆さんと関わりをもち、地域交流を盛んにするために、どう行動するのか」をテーマにグループディスカッションを行いました。各テーブルでは、「魅力ある清田区にするためにはどうしたらよいか」などについて意見が交わされ、積極的に議論が行われました。
グループディスカッションの後は、各グループで話し合った内容を発表し、「新しい区民センターは同じ趣味の人が集まれる場所があったら活性化するのでは」「地域の人が年代関係なく参加できるイベントや交流会を行う」「電気自動車を清田区内に走らせ、環境の良さを発信する」「若い世代とお年寄り世代がお互いに教えあう」「清田区マップに写真などを取り入れ、また、SNSも活用して魅力を発信する」「清田区の野菜や果物などをきよたスイーツに取り入れ小さな子どもでもできるスタンプラリーなどをSNSで発信する」「春の季節以外の平岡公園をもっと活用して人が集まるイベントを行う」など様々な提案などが出されました。
この提案に対し、佐々木 薫(ささき・かおる)清田区地域振興課長からは、「夏休みの期間にかかわらず、多くのみなさんに集まっていただき、活発な議論を聞かせていただいた。今回の柔軟な発想は非常に感銘を受けた。また、清田区には公共交通機関が少ないという意見が多い中で、人の交流を活性化することで、逆に公共交通機関を呼び込めるのでは、という発想も興味深かった。区では様々なイベントをやっているが、中学生のみなさんに浸透していないものがあるということがわかったので、今後もみなさんの力を得ながら、区の中でも今回の意見を生かしていきたいと思う」と講評がありました。
また、乙坂 誉日(おとさか・たかにち)北野中学校校長から、「皆さんの若々しく熱心で前向きな話し合いはとても素晴らしかった。交流活動の紹介で出ていた挨拶やボランティアなどは日常生活からできることなので、ぜひこれからも工夫して実践してほしい。グループディスカッションでは、個々人の意見をみんなでひとつにまとめていく姿が見られた。その中で中学生が地域に出て行って活動できることの他、中学校にいながらできる取り組みも地域交流ができる取組みだと思うので、ぜひ今後に生かしてほしい」と講評がありました。
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