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令和6年(2024年)11月13日(水曜日)
~高校生が防災について伝える~
11月10日(日曜日)13時30分から、市立札幌藻岩高校(札幌市南区川沿3条2丁目)で小学生を対象とした防災訓練体験会「南区安全探検隊」が行われました。
これは、授業の一環で防災をテーマに探究活動を行っている同校の2年生5名が、市の研修などで学んだ知識を下の世代に伝え、防災について身近に感じてもらうことを目的に主催したもの。
この日は、災害時の行動内容をあらかじめ整理して決めておく「マイ・タイムライン(防災行動計画)」の作成が行われ、生徒らは参加者に台風が発生するまでの備えや避難時に気を付けるポイントを伝えました。参加者からの「避難時には運動靴の方がいいのか」という質問には「がれきなどを踏んだ際に長靴だと突き抜けてしまいけがの危険性がある」と答えるなど、活発に質疑応答も行われました。
その後は、ハザードマップとグーグルマップを用いて、自宅近くの危険区域や災害時の避難ルートの確認が行わました。
最後に、段ボールベッドや簡易トイレなど防災グッズの体験が行われました。このほか、新聞紙スリッパ作りが行われ、枚数や折り畳む位置を変えさまざまなサイズのものを作るなど、参加者が積極的に作成する姿が見られました。
参加者の女子児童は「ダンボールベッド、新聞紙スリッパ作りが楽しかった!」と笑顔で話していました。
また、主催者の一人である西島潤さんは「自分たちの探究活動は今年度で終了します。防災活動に終わりはなく、今後につなげていくべきものなので、防災に興味を持った次の世代がこの活動を続けてくれるとうれしいです」と話していました。
11月20日(水曜日)には、札幌市立北の沢小学校で5年生を対象に本体験会を実施します。
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