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シーニックバイウェイ(SceniByway)とは、景観・シーン(Scene)の形容詞シーニック(Scenic)と、わき道・より道を意味するバイウェイ(Byway)を組み合わせた言葉です。
「みち」をきっかけに、地域と行政が連携し、景観をはじめとした地域資源の保全・改善の取組を進めることにより、美しい景観づくり、魅力ある観光空間づくり、活力ある地域づくりを目指す活動です。
アメリカで先行的に取り組まれている制度を参考に、北海道にあった仕組みを考えて、平成17年度より全国に先駆けて「シーニックバイウェイ北海道」として本格的にスタートしました。
現在、北海道内では15の指定ルート、2つの候補ルート(シーニックバイウェイに取り組む地域)が、景観や観光資源を活かしたまちづくりに取り組んでいます。
札幌市南区が活動エリアとなっている「札幌シーニックバイウェイ藻岩山麓・定山渓ルート」では、連合町内会、まちづくり団体、集客・観光施設、大学、行政機関等の各種団体が連携しながら、美しい景観づくり、活力ある地域づくり、魅力ある観光空間づくりを目指して活動しています。
シーニックバイウェイ北海道は、各ルートの中でも、特に魅力的な景観等を有する道路を「秀逸な道」として認定しており、現在(2025年時点)、全15区間が認定されています。
札幌シーニックバイウェイ藻岩山麓・定山渓ルートでは、国道230号の無意根大橋から中山峠に向かう10km区間が「森を抜ける公園のような道」として「秀逸な道」に認定されており、支笏洞爺国立公園内の豊かな自然景観と調和した道路が続いています。現在の国道230号の基礎となった「本願寺街道」の歴史から始まり、四季折々の美しい山岳景観を楽しめるようにと当時の技術者達によって設計された公園のような道です。
シーニックバイウェイ北海道では、美しい景観づくりや魅力ある観光空間づくり、地域づくりの取組など、様々な取り組みにそれぞれの地域で住民や企業、行政が一緒になって取り組んでおり、ドライバーや観光客が地域に訪れた際に、美しい景観と自然に触れ合うことができる場を提供し、北海道の魅力を発信しています。
シーニックバイウェイ北海道の取り組みや制度の詳細については、北海道開発局ホームページをご覧ください。
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