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2024年10月12日
10月12日(土曜日)13時00分から、白石区民センター(白石区南郷通1丁目南)で、「白石区中学生の主張発表会」が開催され、区内の中学生らが熱弁を振るいました。
これは、自ら考え表現する力を養ってもらおうと、白石区ふるさと会(武藤征一会長)と白石区が主催しているもの。現在の宮城県白石市に住んでいた人々が白石区に移住して100周年となった昭和45年に始まり、今回が55回目の開催となりました。発表会には、宮城県白石市と登別市の弁論大会で優秀な成績を収めた中学生4人が特別発表者として招かれました。
発表会では、まず特別発表者の生徒4人が発表。続いて、区内の中学校8校からの代表生徒16人(2年生8人、3年生8人)がさまざまなテーマで自身の思いを真剣に発表する生徒たちに、惜しみない拍手が送られました。
2年生の部で最優秀賞を受賞した吉村美玲(よしむら・みれい)さんは「私を変えた“Nevergive up”」と題して、「きっと自分には○○できない」という思い込みから憧れていることになかなか挑戦できずにいたが、「生きるとは、大好きなことのために自分の命を使うこと」という言葉に出会い、大好きなことに臆さず挑戦できるようになったという自身の経験について、表情豊かに力強く発表しました。
3年生の部で最優秀賞を受賞した細川優菜(ほそかわ・ゆうな)さんは「『夢』のある人生」と題して、自分の進むべき道をはっきりと決められず、「将来の夢は何ですか?」という質問が苦手だったが、「全国子どもいじめサミット」に参加した経験や自身の幼少期の頃の動画を見たことをきっかけに、「『夢』は大きな目標や職業である必要はないこと」、「自分が幼い頃から感じていた『人に優しく、人の役に立ちたい』という思いも立派な『夢』の一つだ」ということに気付くことができたという自身の経験を、落ち着いた様子で堂々と発表しました。
今回の発表会で優秀な成績を収めた3年生の2人は、白石区ふるさと会の交流事業の一環として11月下旬に白石市に派遣され、白石市の中学生と交流する予定です。
今回の受賞弁論は以下のとおりです。
「中学2年生の部」
最優秀賞:吉村美玲さん(北都中)「私を変えた“Never give up”」、優秀賞:佐藤美優(さとう・みゆ)さん(北白石中)「言葉の価値とは」、審査委員特別賞:細川流星(ほそかわ・りゅうせい)さん(日章中)「流されず、自分らしく生きる」
「中学3年生の部」
最優秀賞:細川優菜さん(日章中)「『夢』のある人生」、優秀賞:佐々木萌花(ささき・もか)さん(白石中)「本物の宝物」、審査委員特別賞:境井愛桜(さかい・あいら)さん(東白石中)「個性ってなんだろう」
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