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2024年11月08日
11月8日(金曜日)に白石中学校(白石区本郷通6丁目南、小関高宏校長)の2年生約150名が、地元の企業や商店などで就労体験を行いました。
これは、働くことの大切さや楽しさ、ふるさと白石の良さを知ってもらおうと「白石区ふるさと会」(武藤征一会長)と白石区、区内小・中学校が協力して、平成13年度から実施している「白石でっち奉公」の一環。福祉施設や飲食店、工場などの事業所が生徒を受け入れています。
今年の受け入れ先のひとつである「アサヒビール(株)北海道工場」(南郷通4丁目南1-1)では、同校の生徒3名が、北海道工場の概要や安全作業について説明を受けました。その後、贈答用の箱を組み立てる作業や、ベルトコンベアから流れてくる箱にビール缶を詰める作業を体験しました。就労体験を行った生徒は「ビール缶を箱にきれいに詰めることができた時は、とても気持ちが良く楽しかった。こういったお仕事は、黙々と作業するイメージだったが、作業員のみなさんが安全に作業するため声を掛け合いながら作業をしていて、とても活気があって驚いた」と感想を伝えていました。
喫茶店「焙煎研究所」(本通3丁目北3-26)では、同校の生徒5名がコーヒーについての説明を受け、コーヒーの焙煎体験やパフェづくりを通じてメニュー開発について学び、自ら作ったパフェの試食も体験しました。就労体験を行った生徒は、「コーヒーの焙煎は初めての体験でとても勉強になった。自分で考えたパフェを作ることは、自由で楽しかったし、パフェはすごく美味しかった」と笑顔で話していました。
今年度の「白石でっち奉公」は、11月15日までの間に区内10カ所の小・中学校で1,434人の児童・生徒が参加する予定。また、今年度の事業の様子については「令和6年度でっち奉公奮闘記」としてまとめ、令和7年3月頃までに区ホームページに掲載する予定となっています。
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