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2025年1月24日
1月24日(金曜日)、14時45分から、菊水小ミニ児童会館(白石区菊水元町2条3丁目)で子ども駆け込み防犯訓練が行われました。
これは、地域の安全・安心に関する取り組みの一環として、白石区(竹村真一区長)と白石区民協議会(豊間根一雄会長)が初めて開催したものです。訓練は小学生を対象とし、さっぽろ青少年女性活動協会(本間芳明理事長)、株式会社ファミリーマート(細見研介代表取締役社長)、白石警察署(村中俊治署長)の協力を得て実施され、地域の協力者4人と子ども約60人が参加しました。
訓練の初めには、宮崎白石区少年育成指導員から、子ども向けの防犯標語「いかのおすし(※)」をもとに、犯罪被害にあわないための行動についての話がありました。講話は具体例やクイズなども交えて行われ、参加した子どもたちは、時折笑顔を見せながら話を聞いていました。
次に、コンビニに実際に駆け込む訓練が行われました。この訓練に代表して参加した子どもたちは、つきまとう不審者役から走って逃げ、コンビニに駆け込むと、対応した店長に事情を説明。事情を聞いた店長は、すぐに子どもたちを保護し、警察へ通報しました。参加した子どもは「頑張って不審者から逃げた。何かあっても『いかのおすし』を守れると思う」とホッとした表情で話していました。
また、訓練に協力した「ファミリーマート札幌菊水元町店二条店」の多田店長は「これまでに子どもが駆け込んでくるといったことはなかったので、とても参考になった。日頃から訓練をしておくことが大切なんだと実感した」と話していました。
訓練の最後には、白石警察署生活安全課の石崎警部補から「出掛ける時は、必ず家の人に『どこに』・『誰と』・『いつ帰る』を伝えましょう。住んでいる街の危険な場所と安全な場所を、家の人と一緒に確認してみてください」と話がありました。
※「いかのおすし」は、知らない人には「ついていかない」「車にのらない」、危険だと感じたら「おお声を出す」「すぐ逃げる」「大人にしらせる」の5つの行動から文字をとって作られた子ども向けの防犯標語
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