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令和6年6月23日(日曜日)午後1時、札幌市消防学校において「令和6年度西消防団消防総合訓練大会」が挙行されました。
この訓練は、西消防団員の気力、体力の錬磨と消防技術の向上を図り、各種災害現場における対応能力を強化することを目的に実施されるものであり、毎年実施されております。
大会では、消防団員の節度ある入場行進に始まり、整列後、開会式が執り行われます。
開会式では、総指揮者である平田良昭副団長から、大会長の濱田義哲団長へ人員報告が行われた後、大会長からの訓示が行われました。また、北海道議会議員、札幌市議会議員、西区各連合町内会長方、多くのご来賓を代表し、札幌市消防局 村井広樹局長、札幌市西区長(城戸崎泰宏市民部長代読)から祝辞を頂きました。
訓練は、まず、「小隊訓練」から行われます。この訓練は、指揮者の号令をもとに、各消防分団員が規律正しく行進を行うものです。各分団、呼吸のあった一糸乱れぬ行進が行われたところであります。
次に行われるのが「小型ポンプ操法」です。この訓練では、指揮者以下4名の隊員が、小型消防ポンプを迅速的確に操作を行うとともに、ホースを延長、前方に設けられた標的に向かって放水するものです。西野分団及び八軒分団の2分団が出場し、迅速的確な放水が行われました。
最後に行われたのが「災害対応技術訓練」です。この訓練は、実際の災害を想定し、指揮者以下6名が、ホース延長、放水による消火活動や怪我を負った方に応急手当を行う救護活動を行うものです。各消防分団ともに、息の合った行動により災害対応活動を行い、日頃の訓練成果を披露することができました。
閉会式では訓練成績が発表され、「小隊訓練」は優勝が発寒分団、準優勝が西町分団、「災害対応技術訓練」は優勝が発寒分団、準優勝が西野分団となり、大会長から表彰を受けました。
大会の最後、北海道札幌方面西警察署地域官兼地域課長 川端瑞希課長の万歳三唱で締めくくられ、訓練大会は盛大に終了いたしました。
西消防団は、この訓練を通じて得た技術・経験を活かし、今後の札幌市民の皆様の安全、安心の確保にまい進して参ります。
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