札幌市の図書館 > 行事・展示のお知らせ > 中央図書館の行事・展示 > 1階図書室展示「江戸川乱歩賞」
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昭和30年から始まった江戸川乱歩賞は、推理作家の登竜門といわれる新人を対象とした文学賞です。
令和3年、第65回の受賞作は、北海道が舞台の『北緯43度のコールドケース』(伏尾美紀著)他1作に決定しました。
これを記念し、歴代乱歩賞受賞作や、受賞作家の代表作、江戸川乱歩の著作などを展示します。
令和3年(2021年)12月9日(木曜日)~令和4年1月11日(火曜日)
中央図書館1階図書室内(特設展示4)
江戸川乱歩といえばこのシリーズ、特に独特の表紙と挿絵を思い出す方も多いのではないでしょうか。
普段は書庫に入っている、懐かしのポプラ社江戸川乱歩全集版を展示しています。
今回受賞の伏尾美紀にも連なる?北海道出身ミステリー作家約40人の作家論です。
約80年に及ぶ北海道出身ミステリー作家の知られざる系譜が明らかに。
乱歩が雑誌などに書いた作家評論を、五十音順に並べて編集されています。
各作家が乱歩について書いた文章も収録されており、生きた乱歩が生きた時代が垣間見えます。
乱歩賞の受賞者の中にはその後直木賞を受賞した作家も多いですが、唯一直木賞と同時受賞したことが話題となりました。
ハードボイルドの傑作です。
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