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*ゾウ目 *学名 |
分布 | インド北東部・北西部・中部・南部、インドネシア(スマトラ島、カリマンタン島)、タイ、中国、マレーシア(マレー半島、ボルネオ島)、ミャンマー等、南アジアおよび東南アジア、東アジアの13ヶ国に分布し、主に森林に生息している。 |
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特徴 |
アフリカゾウと異なり背中中央にくぼみは無く、まっすぐかゆるいアーチ状である。森林での生活に適応して耳はアフリカゾウより小さく最大幅は約70㎝。指行性で、前肢に5個、後肢に4個の蹄があり、急な下り坂では前肢を踏ん張り、腰を落として後肢を引きずるようにして歩くなど、起伏に富んだ森林でも容易に移動する。長い鼻は10万本もの筋繊維で構成され、嗅覚も優れ、50m先にある5㎜角のバナナの臭いも嗅ぎ分けることができる。群れは母系社会で、血縁のあるメスゾウとそのこどもたちで構成され、オスゾウは10歳前後で群れを離れる。 |
食性 |
植物食で、主に草を食べるが木の枝、葉、樹皮、根、種子、果実なども食べる。 |
寿命 | 約60~70年 |
円山動物園では |
昭和28年から「花子」、昭和36年から「リリー」の飼育を開始し、平成19年1月28日まで展示を行った。ゾウの展示終了後、市民からゾウの再導入を望む声を受け、平成30年11月30日、ミャンマーから新たに4頭を導入した。 |
その他 |
レッドリスト:EN(IUCN2019) CITES:付属書Ⅰ. 従来の生息地である熱帯雨林がアブラヤシ農園への転換や森林伐採によって大幅に減少し、生息域の分断化も進んでいる。また、象牙を目的とした密猟の標的になることもある。 |
円山動物園ではゾウ導入に関しての検討調査を平成22年より実施しておりました。
詳しくはゾウ導入の検討調査のページをご覧下さい。
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