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講義の様子(左:堤氏)
6月27日(木曜日)10時から、中央保健センター栄養実習室(中央区大通西2丁目中央区役所等仮庁舎4階)で中央区食生活改善推進員養成講座が行われた。
この講座は、地域に食生活改善の輪を広げる推進役となる人材を養成することを目的とし、中央区が毎年開催しているもの。今年度は15人の受講者が、栄養の知識や食品衛生など全6回の講座を通して食生活に関する知識を学んでいる。
4回目の講座となるこの日は、栄養士・食育指導士の堤 秀子(つつみ・ひでこ)氏を講師に招き、「献立の立て方と調理」をテーマに、途中途中笑いのこぼれる和やかな雰囲気の中、講義と実習が行われた。
講義では、栄養バランスの取れた献立のポイントとして「一日分の野菜の量は、数種類を両手に軽く山盛りにするイメージで準備を」などのアドバイスのほか、SDGs(持続可能な開発目標)達成につながる考え方として、廃棄食材を出さない計画的な買い物や地元道産食材の活用などのアイデアも紹介され、参加者は熱心に聞いていた。
後半の調理実習は、中央区食生活改善推進員がサポート役になり、4グループに分かれて実施。参加者は「豚肉と野菜のソテー」「ツナとニンジンの蒸し煮」「キュウリのモズク酢あえ」「ヨーグルトのフルーツ添え」の4品を1時間で手早く作りあげた。
調理後は、薬味や香味野菜を活用して、塩分控えめに仕上げた料理を試食。参加者は「キュウリは包丁で切るだけでなく、叩いたり、ちぎったりすると食感が変わることに驚いた」「常備菜として毎日の食事に取り入れたい」「誰かと一緒に作ると楽しい」と感想を言い合った。
この講座の参加者は、7月9日(火曜日)まで、全6回の講座を受講した後、「中央区食生活改善推進員協議会」(幸田志保子(こうだ・しほこ)会長)に入会し、食生活改善推進員として料理教室や食育教室などの活動を行っていく予定。
調理実習の様子
調理実習の様子
できあがった料理
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