ホーム > 中央区ニュース(一覧) > 令和6年度中央区ニュース(一覧) > 多様な視点を防災に生かそう~中央区みんなの講演会開催
ここから本文です。
活動発表を行う女性部メンバー
10月23日(水曜日)12時40分より、札幌市教育文化会館(中央区北1条西13丁目)で、「中央区みんなの講演会」が行われ、約230人が会場に足を運んだ。
これは、男女が互いに人権を尊重しつつ責任も分かち合い、個性と能力を発揮することができる「男女共同参画社会」の実現に向けて、区民の理解を深めるのを狙いとして、中央区連合町内会女性部連絡会議と中央区が主催したもの。今回で23回目の開催となる。
第1部は、中央区連合町内会女性部による新日本舞踊やダンス、二十四式太極拳、健美操(けんびそう)、民謡合唱などの活動発表が行われた。演者は、日頃の活動の成果を存分に披露し、それぞれの発表には会場から大きな拍手が送られた。
続いて、第2部では、気象予報士・北海道防災教育アドバイザーの住友静恵(すみとも・しずえ)氏による「みんなで育む災害に強い札幌」をテーマとした講演会が行われた。
住友氏は、避難所では、食事の準備や掃除などの役割が女性に集中しやすいことや、健康状態が異なる高齢者への対応が一律になってしまいがちになるといった課題を、女性や高齢の方、障がいのある方の目線から指摘し、普段から多様な視点を持って災害への備えを進めることが大切だと訴えた。
ステージ上でのプログラムの他、会場ロビーでは、各連合町内会女性部の活動を紹介するパネル展が開かれ、訪れた人は、各地域での活動状況について理解を深めていた。
活動発表を行う女性部メンバー
住友静恵氏の講演
パネル展を鑑賞する来場者
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.