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中央区複合庁舎外観
中央区複合庁舎(中央区南3条西11丁目)が、2月25日(火曜日)にオープンした。旧中央区役所庁舎の老朽化を受けて敷地内で令和5年1月から建て替え工事が進められてきたもので、地上6階地下2階建て、床面積約2万平方メートルの建物には、中央区役所に加え、中央保健センターと中央区民センターが併設されている。
中央区民センターを1階・2階、中央区役所と中央保健センターを3階以上に配置し、利用者の多い窓口のワンフロア化や窓口連携により一度の受け付けで複数の窓口で手続きできるシステムなどを導入。また、道産木材や札幌軟石などを使い、愛着の持てる、景観に配慮した内装・外観としたほか、下水熱のエネルギー活用や省エネルギー化などの環境への配慮、防災機能などの特徴も備えている。
この日は、業務開始を前に、8時15分から同庁舎1階の区民ホールで開所式が開かれ、区内の連合町内会や工事関係者など約90名が集まった。式典では、秋元克広(あきもと・かつひろ)札幌市長が「訪れる方々に愛される庁舎として、札幌、中央区の代表となる施設になることを祈念する」と、飯島弘之(いいじま・ひろゆき)札幌市議会議長が「市民の皆様の安心安全な暮らしを支える拠点として活用されることを心から願っている」とあいさつした。
続いて、1階ロビーに展示される中央区マスコットキャラクター「中ウォークん」の大型人形と区内在住の彫刻家、國松明日香(くにまつ・あすか)氏の作品「Sea Breeze #1」が紹介された。これらは、それぞれ中央区連合町内会連絡協議会と中央区西連合町内会(ともに加藤登(かとう・のぼる)会長)から寄附を受けたもので、札幌市長から加藤会長へと感謝状が手渡された。続いて、地域を代表して加藤会長があいさつし、「区民にとっての利便性が大幅に向上し、行政サービスがより身近に感じられるものと期待している」と思いを語った。
最後に、秋元市長、飯島市議会議長、加藤中央区連合町内会連絡協議会会長と吉田栄一(よしだ・えいいち)さっぽろシビックパートナーズ株式会社代表取締役社長、赤尾洋昭(あかお・ひろあき)株式会社セコマ代表取締役社長の5名がテープカットを行い、庁舎落成を祝った。
1階ロビーで「中ウォークん」の大型人形と記念撮影をしていた来庁者は「新しい建物は明るい雰囲気ですね。区民センターと一緒になったのが便利でうれしいです」と話していた。
あいさつする秋元市長
テープカットの様子(左から加藤会長、吉田社長、秋元市長、飯島議長、赤尾社長)
1階ロビーに設置された中ウォークん人形
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