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(令和7年3月4日火曜日)
札幌市の児童虐待防止に関する対策を全庁的に推進していくため、「札幌市児童虐待防止対策推進本部会議」を開催いたしました。
令和元年6月の死亡事例発生から5年が経過しましたが、事案を風化させないよう児童虐待の防止に向けた取り組みを継続していくことが重要です。そのため、札幌市は、協働の組織文化の醸成や専門性の高い組織づくり、人材育成について組織横断的に取り組んできたところです。
本日の会議では、各部局の取り組みの報告を受けるとともに、最前線で対人援助に携わる区保健福祉部の機能強化について、議論いたしました。また、知識習得のみならず、支援の現場に即した実地研修の実施など各部局の連携による専門性の強化や、事案のリスク判断について組織的に行うことを指示いたしました。
二度とあのような事案を起こさない、起こさせないよう、外部の専門家や警察などすべての関係者の皆さまと協働し、支援が必要な方々の立場に立ちながら、取り組みを進めてまいります。
(札幌市長 秋元 克広)
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