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(令和7年4月13日日曜日)
北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)の建設工事に関し、国土交通省や独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、北海道、沿線自治体等地元関係者が出席する「北海道新幹線札幌延伸推進会議」に出席しました。
この日の会議では、有識者会議の報告書の内容や北海道新幹線札幌延伸の開業時期の考え方について、国土交通省および鉄道・運輸機構からご説明いただき、出席者間で意見交換を行いました。
札幌市では、2030年度末の札幌延伸を見据えて、まちづくりや民間投資が活発に進められており、完成・開業が遅れれば、経済波及効果が現れる時期も遅れることになるほか、駅周辺の都市開発に関する計画や公共交通への影響なども懸念されます。
こうした影響を最小限に抑えるため、私からは、観光振興や都心の再開発事業を確実に推進するための十分な財源措置や公共交通事業者への財政支援の拡充、広域交通ネットワークの整備促進などの幅広い分野での包括的な支援に加えて、開業時期の遅れによる新たな地方負担が生じないよう、国土交通省が主体となった政府としての対応を要望いたしました。
今後も国および鉄道・運輸機構には、1日も早い開業に向けた対応を進めるとともに適切な措置を講じていただくことを求めてまいります。
(札幌市長 秋元克広)
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