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更新日:2025年3月26日

熱中症に気をつけましょう!

熱中症とは

高温の環境で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かずにおこる症状です。
死に至るおそれもありますが、適切な予防法を知っていれば防ぐことができます。また、適切な応急処置により救命することができます。

どんな時になりやすいの?

環境

  • 気温が高い
  • 湿度が高い
  • 風が弱い
  • 急に暑くなった

からだ

  • 暑さに慣れていない人
  • 幼児や高齢者
  • 肥満の人
  • 持病があったり、体調が悪い人

予防法は?

熱中症の予防には「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です

  • 暑さを避けましょう
    室内の温度、湿度をこまめに確認する、日陰を選んで歩く・日傘や帽子を利用する・部屋の直射日光を防ぎ、風通しを良くするなど
  • 服装を工夫しましょう
    通気性の良いもの・吸湿・速乾のものなど
  • 水分と適度な塩分を、こまめに補給しましょう
    のどが渇く前に、こまめに水分補給をする、激しい運動、作業を行った時、多くの汗をかいた時は塩分も補給する
  • 睡眠不足や発熱・下痢による脱水によって熱中症になりやすいので、注意しましょう
  • 少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所に移動しましょう
  • 暑さに備えた体力づくりをしましょう
    暑くなり初めの時期から適度に運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度)を心掛け、身体が暑さに慣れるようにする※ただし、その際は水分補給を忘れずに、無理のない範囲で!

熱中症の症状は?

  1. 軽度:めまい、筋肉痛、汗がとまらない
  2. 中程度::頭痛、吐き気、体がだるい
  3. 重度:意識がない、けいれん、発熱、反応がおかしい

熱中症が疑われる時の処置は?

  • 涼しいところに避難させる
  • 衣服を脱がせて、体を冷やす
  • 水分、塩分を補給する

※ただし、意識がない、反応がおかしい、水を自分で飲めない、症状が良くならない・・・
このような時は、直ちに救急車を要請しましょう

注意してほしいこと

  • 暑さの感じ方は人によって違います。
    体調や暑さに対する慣れなどによって、暑さの感じ方は異なります。自分の体調の変化に気をつけて予防を心がけましょう。
  • 高齢の方は特に注意が必要です。
    高齢者は温度に対する感覚が弱くなるため、のどがかわかなくても水分補給する、暑さを感じなくても室内の温度調整をするなど心がけましょう。
  • 節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください。
    気温や湿度の高い日には、決して無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。

熱中症警戒アラートが発表されたら

熱中症に関する注意喚起(札幌市環境局環境政策課)

熱中症警戒アラートが発表された日は、外出を控える、エアコンを使用する等の、熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。

  • 不要不急の外出を避け、昼夜を問わずエアコン等を使用する。
  • 高齢者、子ども、障がい者等に対して周囲の方々から声掛けをする。
  • 身の回りの暑さ指数(WBGT)を確認し、行動の目安にする。
  • のどが渇く前にこまめに水分補給するなど、普段以上の熱中症予防を実践する。

日頃から健康管理をしましょう

  • 日頃から体温測定、健康チェックを行い、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で療養するようにしましょう。
  • 高齢者、子ども、障害者の方々は熱中症にかかりやすいので、十分に注意をしましょう。
  • 周囲の方からも積極的な声かけをお願いします。

熱中症について、さらに詳しく知りたい方は

熱中症情報に関する関連ホームページへのリンク

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このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局ウェルネス推進部ウェルネス推進課

〒060-0002 札幌市中央区北2条西1丁目1番地7 ORE札幌ビル7階

電話番号:011-211-3513

ファクス番号:011-211-3521