熱中症に気をつけましょう!
熱中症とは
高温の環境で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かずにおこる症状です。
死に至るおそれもありますが、適切な予防法を知っていれば防ぐことができます。また、適切な応急処置により救命することができます。
どんな時になりやすいの?
からだ
- 暑さに慣れていない人
- 幼児や高齢者
- 肥満の人
- 持病があったり、体調が悪い人
予防法は?
熱中症の予防には「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です
- 暑さを避けましょう
室内の温度、湿度をこまめに確認する、日陰を選んで歩く・日傘や帽子を利用する・部屋の直射日光を防ぎ、風通しを良くするなど
- 服装を工夫しましょう
通気性の良いもの・吸湿・速乾のものなど
- 水分と適度な塩分を、こまめに補給しましょう
のどが渇く前に、こまめに水分補給をする、激しい運動、作業を行った時、多くの汗をかいた時は塩分も補給する
- 睡眠不足や発熱・下痢による脱水によって熱中症になりやすいので、注意しましょう
- 少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所に移動しましょう
- 暑さに備えた体力づくりをしましょう
暑くなり初めの時期から適度に運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度)を心掛け、身体が暑さに慣れるようにする※ただし、その際は水分補給を忘れずに、無理のない範囲で!
熱中症の症状は?
- 軽度:めまい、筋肉痛、汗がとまらない
- 中程度::頭痛、吐き気、体がだるい
- 重度:意識がない、けいれん、発熱、反応がおかしい
熱中症が疑われる時の処置は?
- 涼しいところに避難させる
- 衣服を脱がせて、体を冷やす
- 水分、塩分を補給する
※ただし、意識がない、反応がおかしい、水を自分で飲めない、症状が良くならない・・・
このような時は、直ちに救急車を要請しましょう!
注意してほしいこと
- 暑さの感じ方は人によって違います。
体調や暑さに対する慣れなどによって、暑さの感じ方は異なります。自分の体調の変化に気をつけて予防を心がけましょう。
- 高齢の方は特に注意が必要です。
高齢者は温度に対する感覚が弱くなるため、のどがかわかなくても水分補給する、暑さを感じなくても室内の温度調整をするなど心がけましょう。
- 節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください。
気温や湿度の高い日には、決して無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。
熱中症警戒アラートが発表されたら
- 不要不急の外出を避け、昼夜を問わずエアコン等を使用する。
- 高齢者、子ども、障がい者等に対して周囲の方々から声掛けをする。
- 身の回りの暑さ指数(WBGT)を確認し、行動の目安にする。
- のどが渇く前にこまめに水分補給するなど、普段以上の熱中症予防を実践する。
日頃から健康管理をしましょう
- 日頃から体温測定、健康チェックを行い、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で療養するようにしましょう。
- 高齢者、子ども、障害者の方々は熱中症にかかりやすいので、十分に注意をしましょう。
- 周囲の方からも積極的な声かけをお願いします。
熱中症について、さらに詳しく知りたい方は
熱中症情報に関する関連ホームページへのリンク

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