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札幌市北区篠路町篠路416番地1
石狩川の近くで農業に従事しながら作歌活動を続けてきた歌人、宮西頼母は、北の厳しい自然と大地に挑む農耕歌を多く発表しています。 この歌碑に刻まれた「チモシーの禾積つみ終へし土手のうへ石狩川は波立ちて見ゆ」は、昭和43年(1968年)の歌会始の詠進歌に入選した歌です。 「チモシー」とは牧草の一種で、「禾積」とは牧草を円錐形に高く積み上げたものです。