先日、まちづくりセンターに隣接する町内会の方から怪しげな訪問があったとの連絡がありました。突然「この地域で排水管の無料点検をやっている」と玄関のチャイムが鳴ったが、怪しいと思い対応しなかった。点検商法だと思うので注意喚起してほしいとのことでした。不審な訪問や勧誘には十分注意しましょう。
【点検商法】
「近くで工事をしているが、屋根に不具合が見えたので、ついでに点検してあげる」「○○を無料で点検している」「ガス会社から依頼された」など点検を名目に訪問し、不要な工事や商品を高額で契約させるケースです。このままだとすぐに壊れてしまうなどと不安をあおったり、点検箇所をわざと壊したりする悪質な事例もあるようです。
- 電話や訪問で点検を持ち掛ける業者には、安易に点検させないようにしましょう。
- リフォーム工事等の契約を行う場合は、その場では契約せず、複数社から見積を取って比較するなど十分に検討しましょう。
- 「いまなら割引できる」など甘い言葉で今すぐ契約させようとするのは悪質商法でよく見られるやり方です。引っかからないように注意しましょう。
- 点検商法は訪問販売に該当しますので、契約をしてしまってもクーリングオフ制度が活用できるケースが多いです。あきらめずに早めに対応することが肝心です。
不安を感じたら、一人で悩まずにすぐ札幌市消費者センター(電話番号:728-2121)や消費者ホットライン(電話番号:188)に相談しましょう。
「訪問販売お断りステッカー」の配布を希望される方は、市民文化局市民生活部消費生活課(電話番号:211-2245)までご連絡ください。