ここから本文です。
7月26日(金曜日)と8月8日(木曜日)の2日間、「親子で環境満喫バスツアー」が開催されました。これは、身近な自然環境や海洋ごみ問題について親子で考えてもらいたいと、リサイクルプラザ宮の沢と西区環境まちづくり協議会(遠藤誠(えんどう・まこと)会長)が共同開催したもので、小学1~6年生とその保護者総勢34組68人が参加しました。
8月8日(木曜日)8時30分、西区役所に集合した参加者は、バスに乗って古潭(こたん)海岸(石狩市厚田区古潭)へ。車内では、リサイクルプラザ宮の沢の職員から、ごみの分別に関する〇×クイズや、北海道博物館学芸員の圓谷昂史(えんや・たかふみ)さんから、海岸に流れ着いた漂着物を観察したり収集したりするビーチコーミングについて教えてもらい、この日の活動に向けて楽しく学びました。
約1時間で海岸に到着し、ビーチコーミングを開始すると、あちこちから「これ何だろう?」の声が。子どもたちは圓谷さんに拾ったものの正体を聞いて、「ガラスだと思ったら鉱石だった!」、「珍しい貝だって!」などと目を輝かせていました。
その後は、海岸のごみ拾いを行いました。ただ拾うだけではなく、国際的な海ごみ調査の手法に則り、拾ったごみを素材や種類などで分別し、データを記録することで、一人一人が海ごみ問題の根本的な解決を考える活動となりました。30分ほどかけて拾ったごみは約77kgもあり、参加した小学生は「こんなにいろいろなごみが落ちているとは思わなかった。海を少しでもきれいにできたならうれしい」と達成感に満ちた表情で話していました。
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.