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9月27日(金曜日)午後2時00分から、琴似小学校(琴似2-7)で「令和6年度西区防災訓練」(主催:西区役所)が行われ、琴似・二十四軒・二十四軒東・山の手地区を中心とした地域住民約50人が訓練に参加しました。
これは、地震などの大規模災害が発生したときに地域の皆さんと区職員が協力して円滑に避難所を開設・運営できるよう、避難所を開設するまでの流れや避難した後の生活を学んでもらおうと西区役所が主催したものです。
この訓練では、札幌市を震源とする最大震度7の地震が厳冬期の2月に起きたという想定の下で、避難所の開設準備や避難者の受付などの模擬訓練を行いました。
避難所の開設準備では、受付や情報掲示板の設営、滞在・福祉避難スペースの設置、簡易トイレ組立と食料の配給準備の3つの班に分かれて作業を開始。福祉避難スペースを設置するために段ボールベッドやパーテーションの組立体験を行ったり、簡易トイレにビニール袋を被せて水と凝固剤を入れて実地で使い方を体験するなど、避難所開設時に必要となる知識を学んでいました。
受付の模擬訓練では、参加者が避難者として受け付けした後、毛布を手渡されて滞在スペースに座り、一人ひとりの広さを確かめていました。
訓練を終えて、参加者からは「考えていたよりも避難所を開設するのは大変なことだと知りました」「災害をイメージすることができる良い機会でした」などの感想が寄せられました。
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