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柏丘中学校3年 早川航生
バレーボール、バスケットボール、卓球、クリケット、サッカーなど、世界には多種多様なスポーツが存在しています。そして、世界中の人がスポーツをプレーしています。中学校でも全校の半分以上が部活動に加入しており、運動部はその大半を占めます。また、スポーツには「する」だけでなく「見る」、裏から「支える」など違う形でスポーツに関わる人々もいます。そんなスポーツですが、人々はスポーツのどんな部分に魅力を感じるのでしょうか。スポーツを「する」「みる」「支える」の三つの視点でお話します。
まずは「する」です。私は中学校三年間、卓球部に所属していました。特別強くもなかった私ですが、他の人より区民体育館や、家での自主練習を行っていました。練習することで、上手になっているという感覚や技ができるようになるという達成感、同じ目標に向かって頑張るというチームとしての一体感、自分より強い相手に勝ったときの快感など、これらはスポーツを「する」ことでしか感じられない魅力です。
次に「見る」です。私は野球観戦が好きなので、よくエスコンフィールドに足を運びます。好きな選手を見ることができる喜び、球場内にいるファンが応援歌を歌って選手を応援する、スポーツを「する」にはない一体感と、応援しているチームが勝ったときの嬉しさなど、これらは「見る」にしかない魅力だと考えます。
最後に「支える」です。私の将来の夢は日本ハムファイターズの球団職員になることです。球団職員の仕事として、チーム運営に関することや、マーケティング、プロモーション、ファン対応、選手サポートなどがあります。野球の場合では主にこの四つが挙げられます。これらは「支える」にしかない魅力です。
ここまで三つの視点に分けて、「スポーツ」の魅力についてお話しましたが、ではそもそも「スポーツ」とは何でしょうか。
「スポーツ」とは身体を使った運動や競技の総称で、ルールに基づいて個人またはチームが勝敗を競い合う活動のことです。また、スポーツの歴史は、古代、狩猟のために野山を駆け巡っていた男たちが、余暇活動として技を競ったことが始まりです。この二つから、やはり「スポーツ」は互いに競うことが魅力であり、魅力だからこそ、現代まで進化をし続けているのだと考えます。
「スポーツ」を「する」「見る」「支える」という三つの視点で見ると、上達していく感覚や達成感、喜びなど個人で感じる魅力もあれば、チームとしての一体感、一緒になって応援するファンとしての一体感など、集団で感じる魅力もあります。そして、約二百種類もの競技。自分の性格に合うスポーツはきっとあるはずです。これを聞いたら「スポーツ」を「やらない」「見ない」という選択肢はありません。「スポーツ」は必ず人生を豊かにします。みなさんも「スポーツ」を楽しみませんか。
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