ここから本文です。
地域の小学校で避難所開設手順を再確認
~「令和3年度豊平区防災訓練」開催~
1月12日(水曜日)13時30分から、豊園小学校(美園1条4丁目)で「令和3年度豊平区防災訓練」が開催され、美園地区の住民や区内各町内会役員など約50人が訓練に参加した。
この訓練は、小学校の避難所としての機能や設備の確認と避難所開設の流れを体感することを目的として豊平区が主催し行っているもの。今年度は、月寒断層を震源とする震度6の地震が発生したことを想定。豊園小学校に避難所を開設し、避難者を受け入れる流れを、新型コロナウイルス感染症に関する対応も含めた内容で訓練した。
はじめに、事務局の案内による避難所内の施設見学を実施。学校内の備蓄庫や貯水槽、感染症室を回り、実際の設備や設置状況の確認を行った。体育館前の入り口では、災害時の開錠に必要なキーボックスの開け方が説明され、参加者が鍵を取り出すまでの手順を実践した。
施設見学後、参加者は受付係と避難者役に分かれて、避難所受付訓練を実施。避難者役には、車いすが必要な人や発熱者、新型コロナウイルス感染者などさまざまな役柄が与えられており、受付係は検温を行いながら、避難者役の話を聞き取り、状況に応じて避難スペースや感染症室へ誘導する流れを確認し、実際の避難所開設に備えた。
終わりに、天野周治(あまの・しゅうじ)豊平区長が、「本日の訓練を一つのきっかけとして、災害への備えを再確認し、地域での防災の取り組みをさらに進めていただきたい」と講評した。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.