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大きくなって戻ってきてね!
~中の島地区でヤマメの稚魚放流~
5月21日(土曜日)、午前11時00分から、豊中公園(豊平区中の島2条1丁目)と、精進川の滝(豊平区中の島2条11丁目)でヤマメの稚魚放流が行われた。
これは、中の島魅力ある地域づくりの会(本田 幸夫(ほんだ・ゆきお)会長)が主催し、ヤマメの住めるきれいな精進川を守るため、地域住民の自然愛護や環境保全への意識を向上させることを目的に行っており、地元住民からは季節の恒例行事として親しまれている。ヤマメの放流事業は、平成10年から行われ、今年で24回目。これまで約41,000匹の稚魚を放流してきた。昨年、おととしは新型コロナウイルス感染症のため、事業を中止しており、今年は3年ぶりの開催となった。
この日、豊中公園には、同会会員のほか、地元の子どもたちや保護者など約100人が集まり、およそ1,000匹のヤマメの稚魚を放流した。
参加した子どもたちは、3~5センチメートルの稚魚が入った紙コップを手に河川敷へ近寄り、そっと川へ放ちながら、「元気でね!」「大きくなって戻ってくるんだよ!」などと声を掛け、送り出していた。
地元では、2年後の秋に成長したヤマメがサクラマスとして川へ戻ってくるのを楽しみにしている。
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