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札幌市では、投資家の皆様に本市の財政状況についての理解を深めていただき、市債の安定消化を実現するため、IR活動を行っております。
令和6年度IR資料(PDF:5,097KB) 令和6年度IR資料概要版(PDF:1,042KB)
札幌市は、平成20年(2008年)11月17日、格付機関であるムーディーズ・インベスターズ・サービス(現在はムーディーズ・ジャパン株式会社。以下、ムーディーズ社)から格付けを取得しました。
現在の格付けは「A1(シングルエーワン)」です。(格付見通しは「安定的」、BCAは「a2」)
※平成26年12月3日、ムーディーズ社は、札幌市を含めた自治体の格付けの変更を発表しました。日本国債の格付けが「Aa3」から「A1」に変更されたことに連動するもので、同社が付与している全ての地方自治体の格付けが「Aa3」から「A1」へと一斉に引き下げられました。
Q1 「格付け」とは何ですか
「格付け」とは、債券を発行する団体が、期日をきちんと守って元利金を支払うことができるかどうか、その返済能力を簡単な記号で、格付機関が投資家に情報提供するものです。
ムーディーズ社から札幌市に付与された「A1」とは、信用力が高く債務不履行となる可能性が極めて低いと判断されるランクです。ムーディーズ社による21段階評価では、5番目に高い評価であり、日本国債と同じランクとなっています
なお、「格付け」は現在の情報に基づいており、将来的に変化する可能性があります。
格付見通しとは、格付けの今後の変動の見通しを示すものです。アウトルックともいいます。
「ポジティブ」、「安定的」、「ネガティブ」などと表記され、ポジティブは引き上げ、ネガティブは引き下げの可能性があることを示しています。
BCA(ベースライン信用リスク評価)とは、自治体固有の信用力のことです。
自治体が財政破たん等により、国の支援を必要とする状況に陥る可能性を示すもので、「格付け」に付随して、ムーディーズ社が定めた指標です。
BCAは、21段階に分かれております。札幌市は「a2」となっており、6番目に高い評価です。
Q4 「格付け」はどうやって決まるのですか
ムーディーズ社では、まず、自治体に関する様々なデータ(財政状況と実績、債務の状況、行財政運営、地域経済の基礎的指標)、国内環境、地方財政制度等を勘案して、「自治体固有の信用力(BCA)」を定めます。これに加えて、自治体が深刻な財政危機に陥った場合に「日本政府が自治体を支援する可能性」と「日本政府が自治体を支援する能力」を総合的に勘案し、同社の格付委員会における討議を経て、「格付け」が決定されます。
Q5 「格付け」を取るメリットは何ですか
自治体の制度や財務分析の専門家である第三者(格付機関)から、専門的かつ客観的な評価を受けることにより、札幌市の「行財政運営の透明性」を高めることができます。「格付け」という分かりやすい記号を通して、市民の皆様に、札幌市の行財政運営の状況を示すことが可能になります。
「格付け」は、投資家が市債を購入する際の有力な判断材料となるため、札幌市債に対する適正な評価を確立することにより、より多くの投資家の皆様から安定的に資金を調達することができます。
Q6 他の自治体の「格付け」はどうなっていますか
格付け | BCA | 都道府県 | 政令指定都市 |
---|---|---|---|
A1 安定的 |
a2 | 静岡県、広島県、 福岡県 |
札幌市、静岡市、 浜松市、大阪市、堺市 |
a3 | - | 横浜市、名古屋市 | |
baa1 | - | 京都市 |
注)令和6年8月現在。他の格付け機関から「格付け」を取得している自治体もあります。
令和6年(2024年)8月16日
平成26年(2014年)12月3日
ムーディーズ・ジャパン 地方自治体格付け変更のプレリリース(PDF:172KB)
平成23年(2011年)8月24日
ムーディーズ・ジャパン 地方自治体格付け変更のプレリリース(PDF:185KB)
平成21年(2009年)7月28日
ムーディーズ・ジャパン 地方自治体格付け変更のプレリリース(PDF:138KB)
平成20年(2008年)11月17日
ムーディーズ・ジャパン 札幌市格付けのプレスリリース(PDF:50KB)
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