ここから本文です。

更新日:2013年12月6日

札幌市衛生研究所-調査研究(2013)

札幌市における流行性耳下腺炎の流行状況について(PDF:1,056KB)

札幌市において、2009年~2010年に長期に渡り流行性耳下腺炎が流行した。そこで、今後の流行時の注意喚起に活用することを目的として、札幌市における流行性耳下腺炎の流行状況を把握するための調査を実施した。この結果、札幌市における2009年~2010年の流行は、これ以前と比較すると極めて長期かつ患者報告数が多く、全国的にみても報告数が多い状況であったことが確認された。また、患者報告割合の高い年齢について、従来3歳~6歳の割合が高かったが、この流行の少し前から7歳以上の報告割合が増加する傾向にあることが確認された。

健康食品中医薬品成分の分析―痩身系健康食品からのセンノシド検出事例―(PDF:3,615KB)

平成24年度に実施された札幌市保健所のいわゆる健康食品(以下「健康食品」という。)買上げ検査において、強壮系及び痩身系健康食品10検体の分析依頼をうけ、医薬品20成分の検査を実施した。この買上げ品のうち、痩身系健康食品1検体から医薬品センナ葉の有効成分であるセンノシドA及びセンノシドBが検出されたので報告する。

野草茶からのスコポラミン検出事例について(PDF:409KB)

2012年12月、札幌市内において、植物性食品が原因と疑われる食中毒(疑い)事例が発生した。有症者の症状及び喫食状況等から、当所では自然毒スコポラミン及びアトロピンに着目して検査体制を整備し、有症者が喫飲した野草茶について検査を実施したところ、野草茶1gあたり1mgを超える高濃度のスコポラミンを検出した。本事例は、当所で野草茶からスコポラミンを検出した初めての事例であり、検査成績及びその後の調査等から得られた知見について報告する。

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局衛生研究所保健科学課

〒003-8505 札幌市白石区菊水9条1丁目5-22

電話番号:011-841-2341

ファクス番号:011-841-7073