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札幌市では、国際会議や学会などの道外から多くの人が集まり交流が生まれるMICE※は、経済波及効果に加え、観光閑散期における道外からの誘客促進、学術・産業の高度化、札幌の国際的な都市ブランドの向上等、街全体への幅広い効果をもたらすことから、継続的なMICE※の誘致・開催に向けた取り組みを進めています。
※「Meeting(企業等の会議)」、「Incentive(企業等の行う報奨・研修旅行)」、「Convention(国際機関・団体・学会等が行う国際会議等)」、「Exhibition/Event(展示会/見本市・イベント等)」の頭文字をとった、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称。
道外や海外から多くの人が集まり交流が生まれることが見込まれ、数千人が集まる専門的な学問の学会や海外企業からの数百人規模の旅行客など、幅広いものを指します。
令和5年(2023年)(集計期間:令和5年1月~12月)
会議開催件数 324件
総参加者数※1 84,074人
国外参加者数※1 4,050人
ICCA基準国際会議※2 17件(アジア太平洋圏順位 30位)
令和4年(2022年)(集計期間:令和4年1月~12月)
会議開催件数 118件
総参加者数※1 38,770人
国外参加者数※1 1,537人
ICCA基準国際会議※2 15件(アジア太平洋圏順位 16位)
※1 人数は現地参加者数の判明したもののみで集計
※2 国際機関・国際団体または国家機関・国内団体が主催し、参加者総数50名以上、3カ国以上で会議の持ち回りがあり、定期的に開催される会議
学会名 | 分野 | 開催日程 | 会場 |
第109回日本消化器内視鏡学会総会 | 医学 |
5月9日(金曜日)~5月11日(日曜日) |
グランドメルキュール札幌大通公園、札幌プリンスホテル、京王プラザホテル、教育文化会館 |
Annual International Society for Gravitational Physiology (ISGP) Meeting |
科学・技術・自然 |
5月18日(日曜日)~5月23日(金曜日) |
北海道大学 |
第16回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 医学 |
6月20日(金曜日)~6月22日(日曜日) |
札幌コンベンションセンター、札幌産業振興センター |
OECC2025(30th OptoElectronics Communications Conference) |
科学・技術・自然 |
6月29日(日曜日)~7月3日(木曜日) |
札幌コンベンションセンター |
The 37th international conference on Formal Power Series and Algebraic Combinatorics (FPSAC'25) | 科学・技術・自然 |
7月21日(月曜日)~7月25日(金曜日) |
北海道大学 |
第34回光子電子原子衝突に関する国際会議 | 科学・技術・自然 |
7月29日(火曜日)~8月5日(火曜日) |
札幌コンベンションセンター |
国際集団精神療法・集団過程学会(IAGP)第22回国際大会 | 医学 |
8月20日(水曜日)~8月23日(土曜日) |
札幌コンベンションセンター |
第29回日本看護管理学会学術集会 | 医学 |
8月22日(金曜日)~8月23日(土曜日) |
札幌コンベンションセンター |
第84回日本矯正歯科学会学術大会 | 科学・技術・自然 |
9月29日(月曜日)~10月1日(水曜日) |
札幌コンベンションセンター、札幌市産業振興センター |
東洋東南アジアライオンズフォーラム(OSEAL2025) | 社会 |
10月23日(木曜日)~10月26日(日曜日) |
札幌コンベンションセンター、京王プラザホテル札幌、札幌ドーム |
日本子ども虐待防止学会第31回学術集会札幌 大会 | 社会 |
11月15日(土曜日)~11月16日(日曜日) |
札幌コンベンションセンター |
※上記は、札幌市が把握しているICCA基準の国際会議や大規模な学会、その他札幌市が開催準備等に関わっているものであり、市内開催予定コンベンションの一部です。
日程:2024年12月17日~21日(5日間)
参加者:8か国(中国、フィンランド、フランス、日本、カザフスタン、モンゴル、韓国、スウェーデン)から21都市・団体の市長らが参加
会場:札幌コンベンションセンター 他
メインテーマ「冬の都市の新たな可能性~持続可能な社会の実現~」
市長会議では、メインテーマでもあるサステナビリティに配慮した会議運営を目指し、2024年度に札幌市が作成中の「サステナブルなMICE開催のためのガイドライン」案の観点を踏まえて、さまざまな取組を実施しました。
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![]() ▲ホワイトイルミネーション会場での 視察の様子 |
会議の開催にあわせて市民向けイベントとして、「冬の都市フォーラム」を開催しました。札幌市長による世界冬の都市市長会の紹介を行うとともに、東京海洋大学名誉博士・客員教授のさかなクンによる「冬のお魚と地球環境」についての講演をいただき、近年の市長会議において主要なテーマとなっている地球環境について考える機会となりました。本フォーラムは、600名の定員に達し、盛況のうちに終了しました。
日程: 2024年5月8日(水曜日)~11日(土曜日)(4日間)
参加者:5か国(カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール)の旅行業界代表が参加
会場:札幌パークホテル
「観光・MICEが導くASEANと札幌・日本の未来」をテーマとしたシンポジウムは、札幌市内外の観光事業者向けに開催され、旅行会社やホテル等の35社から約80名が参加しました。シンポジウムでは、ASEANTA会長及び日本政府観光局(JNTO)理事からの講演と各国代表によるパネルディスカッションが行われ、MICE業界の展望や持続可能な観光と協力、観光人材の育成などについて各国の状況を共有し、シンポジウム後には、札幌市内外の観光事業者とASEANの旅行業界代表とのビジネス交流の場を設けました。
日程:2023年4月15日~16日(2日間)
参加者:G7加盟国(カナダ、EU、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリス、アメリカ)
G20議長国(インド)、ASEAN議長国(インドネシア)、COP28議長国(UAE)の大臣等が参加
会場:札幌プリンスホテル
・エクスカーション
参加者向けのプログラムとして、札幌市内施設(モエレ沼公園、大倉山ジャンプ競技場、日本清酒工場)やウポポイの見学ツアーを実施し、各国の大臣等の皆様に北海道・札幌の魅力をPRしました。
・プレスツアー
会合前の令和5年3月16~17日に、海外メディア記者を対象として、札幌市や北海道内の脱炭素への取組や地域の魅力をPRするため、札幌市とその近郊の全8施設等を訪問するツアーを行い、海外への魅力発信の機会を設けました。
訪問先 | 市町村 | 取材内容 |
ウポポイ | 白老町 | 自然と共に生きるアイヌ民族文化 |
日本CCS調査株式会社 | 苫小牧市 | 日本初の大規模CCS(Carbon dioxide Capture and Strage)実証実験 |
ウトナイ湖 | 苫小牧市 | 国指定ウトナイ湖鳥獣保護区における鳥獣保護の取組 |
REゾーン | 石狩市 | 石狩湾振興地域の一部地域における再エネ100%電気の供給に向けた取組 |
道の駅あいろーど厚田 | 石狩市 | 再エネと水素を活用した地域送電網(マイクログリッド)システム |
モエレ沼公園 | 札幌市 | ガラスのピラミッド(雪氷熱利用の空調システム、イサム・ノグチギャラリー) |
新川融雪槽 | 札幌市 | 下水熱を利用した融雪システム |
株式会社トクヤマ | 南幌町 | NEDOとの共同開発による太陽光パネルのリサイクル技術開発 |
さまざまな企業が、エネルギー・ごみ・生物多様性などの「環境」や「SDGs」に関する展示をし、持続可能な社会の形成につながる情報を発信するほか、キャリア教育・スポーツに関するゾーンを設け、また、若者サステナブル共創プロジェクト等のステージイベントを行いました。
当会合の開催を契機に、北海道と札幌市が脱炭素を通じてエネルギーの地産地消や道内経済の活性化、日本や世界のGXに貢献していくことについて、「脱炭素社会の未来を拓く北海道・札幌宣言」を発表しました。この宣言を受けて、世界中からGXに関する情報・人材・資金が北海道・札幌に集積する、アジア・世界の「金融センター」としての実現に向けて、産学官金のコンソーシアム「Team Sapporo-Hokkaido」を設立しました。※Team Sapporo-Hokkaido
道内5校※の小学生が、脱炭素・環境保全等について”自らできること”を宣言に取りまとめ、作成経緯等も含めた発表動画を大臣会合の会場などで放映し、また、環境広場ほっかいどうでも宣言書の展示を行うとともに、児童7名が会場で発表を行いました。
※利尻町立沓形小学校、斜里町立知床ウトロ学校、本別町立本別中央小学校、浦河町立浦河小学校、江差町立南が丘小学校
日程 2023年8月19日~27日(9日間)
総参加者数 1,433人(うち海外参加者986人)
会場 札幌コンベンションセンター
メインテーマ
「持続可能な社会を目指す電波科学が拓く未来:札幌から世界への最先端の研究成果の発信」
学会開催に合わせ、小学生向けの科学教室と高校生以上向けの市民公開講座が開催されました。
科学教室では、学会のテーマである電波に関連したラジオ制作や、青少年科学館の職員による科学ショーを実施し、子どもたちが体験しながら科学への関心を持つ機会につながりました。
また、市民公開講座では、地球環境気候変動および脱炭素技術に関して持続可能な社会を目指すために重要な役割を果たす電波科学関連技術について、最先端の電波科学及び無線通信分野で活躍する研究者が、最新の研究について分かりやすく話し、市民の学びの場となりました。
学会開催後、北海道足寄郡陸別町にある名古屋大学宇宙地球環境研究所陸別観測所等の見学ツアーを開催しました。
世界中で約35基あるレーダー施設がここには2基あり、39名がレーダー装置及びアンテナを興味深く見学しました。札幌で学会が行われることにより、道内他都市への見学ツアーが開催されました。
※名古屋大学宇宙地球環境研究所
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