更新日:2024年11月6日

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男性教職員育児休業取得インタビュー2

interview

小学校教諭 大和 さん(第一子出生の時に3か月取得)

育児休業取得のきっかけを教えてください!

 初めのきっかけは、妻からお願いされたことです。

 そこから育休について考えるようになり、一生のうち何度もないことなので、思い切って取得する至りました。

育児休業を取得する期間や時期はどのように決めましたか?また、いつごろから職場に相談していましたか?

 妻と「子どもが何度か予防接種をして、落ち着いてくるまで一緒にいたいね」と話しており、学校事情的にも区切りのよいところで考え、9月から12月(2学期中)という期間に決めました。

 1月ころ妊娠がわかり、安定期に入るのは6月ころではあったのですが、担当学年や校務分掌などに影響することを考え、早めの2~3月ころに管理職に相談をしました。

育児休業を決めた際の周囲(家族・親族・職場等)の反応はいかがでしたか?

 家族はもちろんのこと、親戚も喜んでくれました。

 職場の方々もみんな温かく受けれ入れてくれました。特に、お子さんがいる先生方には背中を押していただきました。

 また、一部の保護者から「父親も子育てをするという姿を、先生が子どもたちに見せてくれるのは良いことだと思います」というお言葉をいただきました。

育休の取得に向けて準備したことはありましたか?

 代替の先生の困りをできる限り少なくできるよう、子どもに関する引継ぎ資料を作成しました。

 また、育児休業に入った直後である9月末に個人懇談を控えていたため、伝えてほしい内容をまとめたものを作成しました。

業務の引継ぎはどのように行いましたか?

 担任業務に関しては、校内の配置換えで対応いただいたため、代わっていただく先生に1~2週間程度TTとして教室に来ていただきました

 担任が代わってからも、子どもが生まれるまでの期間、自分がTTとして教室に入りました。

 校務分掌に関しては、学校行事を担当していましたが、1学期にある運動会を任せていただいたことで、大きな引継ぎはありませんでした。

育休取得を通じて、自分自身に何らかの変化はありましたか?

 「子ども」の見方が変わったと感じます。

 教室にいる子どもたち一人ひとりがみんな、たくさん愛情をかけられて育ってきたのだなということを改めて感じました。

 今まで以上に、子どもたちを大切に育てていこうと思えたのは、教員という職で働くうえで、確実にプラスになる経験だったと思います。

職場復帰にあたって困ったことはありましたか?

 3学期からの復帰ということで、後期の評価をすることの難しさはありました。

 代替の先生に頼らなければならないことが多く、自分のペースで仕事ができないことがありました。

育休取得を迷っている男性職員に一言お願いします!

 確かに、引継ぎなどは大変で職場にも少なからず負担をかけます。

 しかし、二度と見ることはできない、我が子の初めての瞬間を、妻と一緒に見ることができたのは、人生において宝物になりました。

 また、子どものことや今後の人生について、妻とゆっくり話し合う貴重な時間もできました。

 ぜひ前向きにご検討を!

育休中の一日の過ごし方

時間帯 過ごし方
0:00~3:00 おむつ替え、ミルク、仮眠
3:00~6:30 おむつ替え、ミルク、仮眠
6:30~9:30 おむつ替え、ミルク、洗濯、朝食
9:30~11:30 おむつ替え、ミルク、出かける準備
11:30~13:30 病院で検診、買い物、昼食
13:30~16:00 おむつ替え、ミルク、掃除、沐浴

16:00~20:15

おむつ替え、ミルク、夕飯準備
20:15~21:15

おむつ替え、ミルク、夕飯

21:15~23:15 おむつ替え、自由時間
23:15~24:00 おむつ替え、ミルク、就寝準備

 

  • 夜中のミルクは、夫婦で隔日交代でやっていました。
  • 合間合間で、昼寝をさせたりおもちゃであやしたりしていました。

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