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若手教職員を支える教務主任の方にもお話を伺いました!
中学校教諭(教務主任)鈴木さん
(令和6年度の情報です)
学校教育目標の実現のため、学校全体の教育活動に目を配りながら、「学校の教育課程の編成と実践を進める」ということが一番の役割です。
具体的には年間行事予定や毎月の行事予定を作成したり、職員会議などの各種会議の集約や運営、期末懇談や授業参観日の運営を行ったりします。
また、その他にも学校説明会や新入生説明会で保護者や小学校6年生にお話をすることや、教育実習生の指導、入学式や卒業式などの儀式の司会、学校要覧(学校のパンフレットのようなもの)の作成、教育委員会への報告の作成などなど、学校の日常を進めるために色々なことをしています。
一言でいうと、学校の便利屋さんみたいな感じです。
若手の先生方からは、本当に素敵なアイデアが出てきます。これが実現したら、生徒が伸びるだろうなぁと感心させられます。
そのアイデアの心配点を挙げるのではなく、どうしたら実現できるかなぁと一緒に考えてサポートするようにしています。
その成果かわかりませんが、うちの学校では若手の先生方がドンドンと新しいアイデアを出してくれて、こちらのサポートが追いつかないくらいです(笑)。
もう一つは、教員が休暇をとりやすい環境づくりを心がけています。学校は教員が休暇をとろうとしても、どうしても授業があるため休みづらい職場です。
そこで、時間割などを学校全体で柔軟に動かせる環境を整備して、休暇をとっても生徒の授業に影響がでないようにしています。
若い先生方はどうしても仕事に忙殺されてしまいがちです。初任者や若手教員が、しっかりとワーク・ライフ・バランスがとれる職場づくりをこれからも進めていきたいと心がけています。
このホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
自分も教職に就いたばかりの時は、すぐに担任として生徒の前に立つこと、授業はちゃんとできるのだろうか?それに加えて、学校の分掌、部活動、保護者対応など…、不安でいっぱいでした。
ですが、担任としてやるべきことには、「学年」というチームの先生方のサポートがあり、学校の業務では同じ校務部の先生方がフォローをしてくれました。
今、学校は「チーム」で動くことを大切にしています。みなさんが教職についたときも、必ずチームの教職員が助けてくれます。
また、札幌市では昨年度から学校保護者間連絡システム「すぐーる」の導入や、令和6年度からはAIを活用したデジタル採点ソフト「採点ナビ」が導入されるなど、自治体をあげて教職員の業務負担軽減に取り組んでおり、着実に働き方改革が進んでいると思います。
そして、これから大きく変化していく世の中に合わせて、学校現場も対応していくことが求められています。それには、これから新しく教職につく皆さんの力、また社会人として様々な経験を積んだ方々の力が必要です。
皆さんと机を並べて、教育活動に従事できる日を楽しみにしています。
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