令和6年6月8日(土曜日)、エコタウンはっさむでは、発寒地区子ども会連絡協議会と株式会社岩清水木工に協力いただき、家庭から回収した使用済みの廃食油をアップサイクルする「手作りせっけん体験」と廃材を利用した「よせ木アート作り」を、発寒商店街のイベント「ぶらり発寒ワンコインプラス商店街」に出展しました。
手作りせっけんは、ペットボトルに「水」と「せっけんの素(ケイ酸ソーダ)」、「廃食油」を入れて、休みながらで構わないので30分間振ると完成です。よく混ざると柔らかいマヨネーズのような感じになります。出来た手作りせっけんは、そのまま余分な水分を揮発させると固形せっけんとして使えます。アルカリ性の強い石けんになりますので、洗顔や浴用には向きません。台所やお掃除でご使用ください。また、肌の弱い方はゴム手袋などをしてお使いください。少し油のにおいがありますが、1~2週間ぐらい乾燥・熟成させるとにおいも刺激も少なくなるようです。固形せっけんとして使う場合は、別の容器に入れかえて乾燥させた方が使いやすいかもしれません。
ペットボトルのまま1日程度寝かせた後に、水を入れて混ぜるとジェル状になり使いやすくなります。油のにおいが気になるようでしたら、ここで香料(エッセンシャルオイルやアロマオイル)を入れてください。今回のイベントでは、お子さんから大人まで13人の方に手作りせっけん作りを体験していただきました。
「よせ木アート作り」では、廃材をひし形にカットしたものを組み合わせ、オリジナルの鍋敷きを作りました。2~3日かけてしっかり乾燥させた後、阿部委員長が丁寧にやすりをかけて完成です。今回もお子さんを中心に(私も含めて)12人の方にアート作りを楽しんでいただきました。下の画像が私の作品です。出来上がった作品は12日からお渡ししています。
次回のエコタウンはっさむの出展は、8月3日(土曜日)の夏まつりイベントです。みなさんのお越しをお待ちしています!