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建築物の所有者・管理者・占有者は、その建築物の敷地、構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するよう努めなければなりません。特に多数の方が利用する建築物は、一旦事故が発生すると、大事故に発展するおそれがあることから、より一層の安全を確保する必要があります。
子どもがマンションの窓やベランダなどから転落する事故が多発しています。事故を予防するためには、子どもの見守りとあわせて、事故が起きにくい環境づくりが重要です。管理しているマンション等において、適切な手すり等が設置されているか、支持部材が劣化していないかなどの確認を行い、事故の予防に努めましょう。
また外廊下やベランダなどに子どもがよじ登れるような物が置かれていないかなどの点検も行い、住民にも注意喚起を行いましょう。
※ 令和6年7月、札幌市のマンションで屋外階段にある手すり壁の隙間から子どもが転落したと考えられる事故が発生しました。
安全・安心な建物の維持管理~マンションの窓やベランダ等のからの転落にご注意ください~(PDF:222KB)
国土交通省国土技術政策総合研究所が運営する「建物事故予防ナレッジベース」では、建物に関連する日常事故事例や対策がまとめられておりますので、点検を行う際に参考にしてください。
屋外階段が老朽化等により崩落し、住民などが転落する事故が起きています。
日頃から点検を行い、危険な場合は早めの対策を講じるようにしましょう。
建築物の外壁に取り付けられている広告板や、エアコンの室外機等の機器類は、本体や支持部材にさびや腐食が発生すると、強風時や地震時に落下するおそれがあります。
さび・腐食・取り付け不良等がないか、双眼鏡等を使った目視やテストハンマーによる打診等により確認をしましょう。
平成30年6月18日に大阪府北部を震源とする地震が発生し、ブロック塀の倒壊による事故が起きました。
また、平成30年9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震により、札幌市内でも最大震度6弱を観測し、多数の家屋が損傷するなど大きな被害がありました。既存のブロック塀が傾いていたり、ひび割れが発生しているなどの場合には、建物の設計者や施工業者等の建築の専門家に、不良箇所の修繕・撤去等についてご相談ください。
また、令和元年度より、ブロック塀等の撤去工事の費用補助を行っております。詳細は、関連リンクにある「ブロック塀等の撤去工事の費用補助(札幌市都市局建築指導部建築安全推進課)」のホームページをご覧ください。
「定期報告」とは、多数の人が利用する用途の建築物のうち、建築基準法第12条第1項及び第3項に基づいて国及び特定行政庁が定める用途の建築物等の所有者が、有資格者に定期的に調査・検査をさせて、その結果を報告するよう定めた制度です。
本制度は事故や災害時の被害拡大を防ぎ、建築物と利用者の安全性を確保することを目的としています。
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