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地域の小学校で避難所運営手順を確認
~「令和4年度豊平区防災訓練」開催~
8月19日(金曜日)13時30分から、月寒東小学校(月寒東3条10丁目)で「令和4年度豊平区防災訓練」が開催され、月寒地区の住民や区内各町内会役員など約50人が訓練に参加した。
この訓練は、小学校の避難所としての機能や設備の確認と避難所開設の流れを体感することなどを目的として豊平区が主催し行っているもの。今年度は、石狩地方中部を震源とする最大震度7の直下型地震が発生し、電気・水道・ガスなどの各ライフラインが停止した状況を想定。大地震発生時に、月寒東小学校に避難所を開設し、避難者を受け入れるという流れを、新型コロナウイルス感染症に関する対応も含めた内容で訓練した。
冒頭、芝井静男(しばい・しずお)豊平区長による開会あいさつが行われた後、まずは避難所内の見学を実施。学校の体育館の開錠に必要な鍵が収められたキーボックスや備蓄庫、貯水槽を回り、実際の設備や設置状況の確認を行った。また、豊平区災害対策本部と通信を行う防災行政無線の使用方法が説明され、実際に参加者が無線による通信を体験した。
見学後、参加者は避難所運営者役と避難者役に分かれて、避難所受付訓練を実施。避難者役には、車いすが必要な人や発熱者、新型コロナウイルス感染者や濃厚接触者など、さまざまな役柄が与えられており、運営者役は検温を行いつつ避難者役の話を聞き取り、状況に応じて各滞在スペースに誘導。各々が役割を担い実践することで、実際の避難所開設に備えた。
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