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市立札幌病院公式ホームページ > 診療科・部門 > 部門 > 医療品質総合管理部について

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更新日:2024年10月4日

医療品質総合管理部について

市立札幌病院は、安全で良質な高度急性期医療を提供し、患者さんや他の医療機関に信頼される地域医療支援病院としての役割を果たす使命があります。そのためには、質の高い医療の提供とともに、継続的に医療の質を改善していく取り組みが必要不可欠です。
組織横断的に医療の質を評価し取り組みを支援して医療の質全般を管理する部門として医療品質総合管理部が2016年4月に設置されました。医療品質総合管理部は、医療安全担当課、感染管理担当課、業務改善支援課の3課で構成し、相互に連携しながら活動しています。

理念

私たちは「みえる」「つながる」「かわる」を大切に、医療の質向上に貢献します

基本方針

  1. 安全で質の高い医療の提供のため、組織横断的に院内の医療の質向上を推進する中心的役割を担う
  2. 病院事業管理者の方針の基、医療の質向上のための改善に向けた取り組みを実現する
  3. 実践内容を医療の質、経営等の多方向から評価し、改善・継続への取り組みを行う
  4. 病院経営の向上に参画する

医療品質総合管理部組織図

組織図

業務改善支援課 

業務改善支援課は、業務改善支援、クリニカルパス、診療支援に関する業務を看護管理者3名、医療秘書を含むスタッフ56名で、組織横断的に医療の質向上に向けた改善活動をしています。

当課の紹介

業務改善支援係は、他部門・関係各署との共働により医療の質向上を目指します。組織として改善活動を継続する仕組みをつくり、当院の医療の質を可視化し、院内外に発信しています。
クリニカルパス担当係は、クリニカルパスの作成・改訂の支援をはじめ運用管理、審査などクリニカルパスに関する業務全般を担当しています。チーム医療の推進と科学的根拠に基づいた医療の標準化と質の向上に貢献しています。
診療支援担当係は、医療秘書業務指導員3名を中心に医師事務作業を担う医療秘書約56名で業務しています。医療秘書が、医師に代わって事務作業を行うことで、医師が患者さんと向き合う時間を確保し、患者満足度の向上や医療の質向上に貢献できるように取り組んでいます。専門的な知識の向上を図りながら、多方面から診療をサポートしています。

主な業務内容

業務改善支援係

  • 臨床指標のモニタリングなど医療の質向上に係る現状分析・活用に関すること
  • 第三者評価受審後の継続的な改善活動や多部門との調整等医療の質向上に係る取り組みの推進に関すること
  • 院内職員の勤務環境改善に関すること
  • 褥瘡対策委員会・サービスアップ推進委員会・院内研修委員会の運営に関すること

クリニカルパス担当係

  • クリニカルパスの運用・管理に関すること
  • クリニカルパスの作成・改訂・審査に関すること
  • クリニカルパス関連のデータの収集、整理、分析に関すること
  • クリニカルパスに関する委員会の運営、職員への教育に関すること

診療支援担当係

  • 医療文書の作成補助に関すること 
  • 医療の質の向上に資する事務作業に関すること
  • 行政上の業務(厚生労働省などに報告する診療データの整理)に関する事
  • 外来各診療補助に関すること

医療安全担当課 

   信頼される医療の実現のため院内におけるインシデント・アクシデントを総合的にマネジメントし、医療事故の防止及び医療安全の推進により安全文化の醸成を図ることを目的として設置されました。専従の医療安全管理者2名で、患者さんに信頼される安全な医療の提供を目指して活動しています。

当課の紹介

  1. 安全な医療を提供するため、職員への啓蒙活動をおこなっています。
    全職員を対象にリスクマネジメントに関する研修会及び講演会を企画しています。研修会では患者さんの安全に対する取り組みを多種職間で発表し、医療の現場に生かしています。講演会は病院内外から、医療安全に関する専門家を招き、最新の知見などを学んでいます。
  2. 各部署のリスクマネジャーが中心となり、部署の安全パトロールを行っています。転倒転落防止対策の実施状況、患者誤認や薬剤間違いを防ぐためのダブルチェック実施状況などを監査し、マニュアルの遵守状況等の調査・指導を行っています。
  3. 毎月のインシデントレポートを集計・分析し、結果の周知や事例検討を行い再発防止に努めています。また院内共通の安全に関するマニュアルの作成や改訂、職員への周知を行っています。
  4. 医療安全に関する相談を行っております。「充分な説明がなくて不安だ」「診療経過に疑問がある」、等ありましたらご相談ください。

主な業務内容

  • 医療安全に係る各種マニュアルの整備・改訂
  • 医療安全に関する職員教育
  • 院内ラウンドによる医療安全行動の遵守確認と指導
  • インシデント・アクシデントの一括公表
  • インシデント報告の推進
  • 手術などの説明同意書の審査・管理
  • 院内緊急体制「コードブルー」の運用
  • 医療事故に関する患者相談

 

医療安全担当課図

安全で安心な医療を受けるために

納得した医療を受けるためには、自分自身が医療に参加することです。治療や検査は内容を理解し、わからないときは医師や看護師にお尋ねください。
 患者誤認防止のため、診察、検査・処置、薬剤投与の際には、患者さん自身にお名前を名乗っていただいています。ご協力をお願いいたします。

 

~安全な入院生活を送っていただくためにご協力をお願いします~

入院中の患者さん全員にリストバンドを装着させていただいています。

 

転倒や転落を防ぐため、スリッパや樹脂製サンダルはご遠慮ください。

感染管理担当課 

病院感染を制御し、高度医療を支える感染対策を推進します。

当課の紹介

 当院は、1977年から院内感染対策委員会(委員長:病院長)を設置し、病院感染対策に取り組んでいます。当課は、2004年4月病院長の直属の組織として新設された感染管理推進室から、2016年4月、より質の高い高度急性期医療を提供するために新設された医療品質総合管理部内の感染管理担当課となり役割発揮に邁進しています。現在、感染管理担当課は、専従看護職員4名(感染管理認定看護師2名)、臨床検査技師職員1名、医療事務職員1名が配置され、院内の多職種で構成された感染制御チーム(下図参照)と共に感染対策を推進し安全で質の高い医療を提供するために活動しています。

主な業務内容

院内における感染管理全般の対応や調整を、多職種で構成されたメンバーとともに行っています。

  • 感染管理プログラムの立案・運営
  • 感染対策に関するコンサルテーション
  • 病院感染対策マニュアル、そのほか各種感染症に関するマニュアルの作成・改訂
  • 耐性菌・インフルエンザ感染症等の感染防止対策の推進
  • 針刺し・切創、皮膚・粘膜曝露予防対策の推進
  • 感染管理に関する院内および院外職員への教育
  • 感染症、微生物サーベイランス(感染症発生状況の調査)
  • 院内ラウンドによる感染防止対策の遵守状況把握と指導
  • 血液培養陽性事例や指定抗菌薬のモニタリング
  • 抗菌薬使用に関してコンサルテーション     など

感染制御組織

学会・研究会等発表演題

令和5年(2023年)

演題名              出題者名      所属      学会名     発表月日     発表地  

経費削減を目指した

取り組み~感染性廃棄物

減量大作戦!経過報告

平間 留美

福井 直樹

立川 藍子

河原 大樹

矢挽 浩実

山本 謙太郎

岩佐 梓

土佐 理恵子

矢田 美奈子

市立札幌病院

医療品質総合

管理部

感染管理担当課 他      

第44回 札幌

市病院学会

2023年

2月3日

札幌

PDカテーテル刺入部の

Mycobacterium

mageritense

感染症アウトブレイク調査

山本 謙太郎

土佐 理恵子

市立札幌病院

医療品質総合

管理部

感染管理担当課      

第11回 日本感染管理ネットワーク学会学術集会

2023年

5月20日

-21日

東京

市立札幌病院

「職員提案・相談窓口」

取り組みと今後の課題

山谷 禎子

茂木 あずみ

矢田 美奈子

西川 秀司

市立札幌病院

医療品質総合

管理部

業務改善支援課

第61回

全国自治体

病院学会

2023年

8月31日

札幌

コロナ禍における多床室内

での換気不良に影響する

要因について

土佐 理恵子

山本 謙太郎

境谷 真理

矢田 美奈子

市立札幌病院

医療品質総合

管理部

感染管理担当課 

第61回

全国自治体

病院学会

2023年

9月1日

札幌

COVID-19に対する感染

管理認定看護師としての

活動~兼任と専従の

両方の役割を経験して~

山本 謙太郎

矢田 美奈子

西川 秀司

市立札幌病院

医療品質総合

管理部

感染管理担当課

第22回 日本医療マネジメント学会北海道支部学術集会     

2023年

10月21日

砂川

令和4年(2022年)

演題名              出題者名      所属      学会名     発表月日     発表地  

多職種協働による肺炎新型

コロナウイルス感染症パス

改訂への取り組み

矢萩 由香

山谷 禎子

矢田 美奈子

西川 秀司

市立札幌病院
医療品質総合

管理部
業務改善支援課      

日本医療マネジメント学会第21回

北海道支部学術集会

2022年

10月8日

札幌

医師事務作業補助者の

管理体制の見直し
―業務拡大をめざして―

伊藤 三紀

松本 厚子

矢田 美奈子

市立札幌病院
医療品質総合

管理部
診療支援担当課

日本医療マネジメント学会第21回

北海道支部学術集会     

2022年

10月8日

札幌

アイシールド装着による

眼粘膜曝露予防効果

山本 謙太郎

土佐 理恵子

境谷 真理

矢田 美奈子

市立札幌病院
医療品質総合管理部
業務改善支援課

第60回

全国自治体病院学会

2022年

11月10日

沖縄

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論文等

令和4年(2022年)

論文名      著者名 所属

雑誌名

(書名)

発表年  

ページ

新型コロナウイルス感染症に関わる看護職員のメンタルヘルスサポート

矢田 美奈子

市立札幌病院

医療品質総合

管理部

全自病協雑誌    2022

第61巻

第7号

9 13

低床ベッド使用中に倒れた

輸液スタンド

佐藤 亜紀

市立札幌病院

医療品質総合

管理部

患者安全推進ジャーナル

2022

70 4 7

 

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ファクス番号:011-726-7912