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札幌市内には、民間事業者(公益法人)が運営する3つの民間墓地のほか、宗教法人が檀家などのために設置した寺院墓地が複数あります。
札幌市近郊も含めると、墓地にはまだまだ空き区画があることや、近年墓じまいが増えていること、お墓の有期限利用や合葬墓の需要が増えていることなどもあり、しばらくの間は墓地が足りなくなることはないと考えられます。
契約時に指定した期間が経過すると、遺骨は合葬墓へ移され、墓石は撤去される墓所の使用契約のこと。墓の後継ぎが不在となっても、無縁化することがないのが特徴です。
墓地の種類 | 空き区画数 | 総区画数 |
市内民間3霊園 | 28,657 | 88,827 |
市近郊市町村の500区画以上※の民間墓地(推計値) | 36,721 | 91,036 |
合計 |
65,378 | 179,863 |
※「500区画以上」としたのは、檀家、信徒、門徒のみを対象としていると考えられる小規模な寺院墓地などを除外するため。
出典:「札幌市における墓地等のあり方の検討に向けた基礎調査」(2017年度)
屋内に遺骨を納める施設である納骨堂は、宗教法人が経営しており、そのほとんどは檀家、信者のために設置しているもので、誰でも利用できるものではりません。
檀家、信者からの要望を受け、毎年一定程度の納骨堂が新設、増設されているため、納骨堂も足りなくなることはないと考えられます。
納骨堂の種類 | 空き檀数 | 総檀数 |
市内500檀以上※の納骨堂 | 14,769 | 59,188 |
市近郊市町村の500檀以上の民間納骨堂※(推計値) | 8,389 | 35,884 |
合計 | 23,158 | 95,072 |
※「500檀以上」としたのは、札幌市が空き檀数などを把握するために実施している調査の対象が500檀以上の納骨堂としているため。近郊市町村においても同様とした。
出典:「札幌市における墓地等のあり方の検討に向けた基礎調査」(2017年度)
民間墓地や納骨堂が安定的な経営を維持できなくなると、その利用者が大きな不利益を被ることになります。
これらの適正かつ安定した経営を確保するため、札幌市では平成29年(2017年)4月に「札幌市墓地等の経営の許可等に関する条例」を制定し、一定規模以上の施設は、毎年度の経営状況を報告するよう義務付けています。
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