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プロ野球も交流戦が中盤を過ぎました。北海道日本ハム・ファイターズも、開幕前の予想を覆してパ・リーグの首位争いを演じており、これからも試合から目を離せません。
サッカーのコンサドーレ札幌は、昨シーズン4位とチーム最高の成績をあげ、今シーズンはACL出場可能な3位を目指して戦い、現在7位と健闘しています。チャナティップ選手はタイのメッシという異名どおり、あの小さな体で大活躍をしています。鈴木武蔵のスピードは目を見張るものがあり、日本代表にも選出されました。彼らの活躍でもっと上位に進出できればいいですね。
このように、2大プロスポーツで北海道のチームの活躍が目立ちますが、この6月の最大の話題は吉田輝星君のプロ初登板・初勝利です。セ・リーグ3連覇中の広島の強力打線を相手に5回1失点の快投。特に、投球の8割がストレートというのは驚きです。こんな投球をするのは巨人の江川投手や阪神の藤川投手以来でしょうか。昨夏の甲子園での大活躍は皆さんも記憶に新しいと思いますが、どうしてあんなに高い球なのにバットを振るんだろうとテレビを見ていて驚きましたが、そのときを思い起こさせる見事な姿でした。このまま怪我なく大成してくれればいいですね。
さて、怪我といえば、草野球をしている私も、昨年はシーズン・インして間もなく膝を怪我し、治療に1年近くかかりました。ランニングが全くできない状態で、一切野球ができず、週末はつまらない日々でした。ようやく走ることができるようになって野球の練習に出ましたが、最初はキャッチボールをしただけで息切れがくるというなんとも情けない状態でした。
プロ野球に入る選手は、野球の秀才・天才たちです。でも、怪我をしてしまうとその能力を発揮することなく退団するという選手の何と多いことでしょう。
野球に限らず、スポーツでその才能を遺憾なく開花させるには、「無事これ名馬」といわれるように、怪我をしないことが大事です。しかし、いくら気をつけていても怪我をすることはあります。そのときは、いつかは復帰できると信じて治療を続け、コツコツと基礎練習に励むことが必要なのでしょうね。
アシストセンターに関わるようになって、学校に行けないという子どもの少なくないことに驚くことがあります。その原因は色々でしょうが、学校に行けないからといってそれで人生が終わりというわけではありません。長い長い人生からみれば、そのような時間はわずかなものです。そのような時は、今は治療が必要なときなのだ、慌てることはないと考えてみてください。
令和元年7月1日
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