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2023年度にセンターが協力した収蔵資料のデジタル化に関する事業(下記)が受賞しました。この事業は北海道大学総合博物館が採択された文化庁補助金により、道内外の7館が連携して行ったものです。
事業の主旨は収蔵庫にあって常設展示はされていない資料をデジタル化して利活用を図ろうというものです。この事業で製作されたサッポロカイギュウほか海牛類化石の3Dデータ、テングチョウやゴマダラチョウなど昆虫や植物腊葉標本の2Dデータが公開されています。 |
事業名:文化庁令和5年度文化芸術振興費補助金InnovateMUSEUM事業「多館種連携による非公開資料のデジタル化とオンライン公開による博物館展示機能DX推進業務」
連携館:北海道大学総合博物館、北海道立北方民族博物館、むかわ町立博物館、群馬県立自然史博物館、北九州市立いのちのたび博物館、おたる水族館、円山動物園、札幌市博物館活動センター
みんなの博物館
上記リンク先にて、この事業で作ったデータベースを公開しています。簡単に色々な資料を検索して、見ることができるので、ぜひのぞいてみてください!
開催中の、活動報告展「博物館活動日誌'24」(2025年5月10日(土曜日)まで)について、展示物の魅力を一部ご紹介します!
今回ご紹介するのは、「学芸員の調査・研究」コーナーです。
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活動報告展「博物館活動日誌'24」の、「学芸員の調査・研究」コーナー。
例えば、「貴重な水草が札幌市のどこで、どれくらい見つかったのか」や、「北海道で見つかったクジラ化石について分かったこと」をまとめた論文と解説があります。 |
“...なんだか冊子がたくさんつり下がっていて、難しそう?”と思いきや、内容をわかりやすくかみ砕いた解説や、ゆる絵もついています!(解説タイトルはなんと五・七・五だったり..?)
札幌や北海道の自然について分かったことを、博物館活動センターとして地域の皆さんとどのように共有していきたいのか、学芸員の思いが詰まった「学芸員の調査・研究」コーナー。
気になる内容や疑問が生まれたら、直接学芸員にお話を聞くことができるかもしれません。
ぜひ、センターに来てみてください!
詳しくは、活動報告展「博物館活動日誌'24」をご覧ください。
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2025年2月1日(土曜日)に古植物学を専門とする北海道博物館の成田学芸員が、糠平で見つかった植物の化石と、センターにある植物標本を比較するために、来館しました。 |
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葉の形がはっきり残っています。 |
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これは、センターに収蔵しているセンニンモという水草の標本。葉の先の形(くびれているところ)が化石の植物とそっくり…!? |
成田敦史・乙幡康之.2023.北海道中央東部糠平湖周辺の後期新生代の古植生と古環境:後期中新世十勝
幌加植物群と前期更新世タウシュベツ植物群.地質学雑誌第129巻第1号,289–305ページ.
https://doi.org/10.5575/geosoc.2022.0062(インターネット上でも読むことができます。)
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