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2025年2月~3月にワークショップ「冬の木の芽を観察しよう」を実施しました。
2016年にセンターが現在の場所に移転してから8年が経ち、敷地内に知らないうちに生えてきた木々もありました。
クリ、ハリギリの小さな木もありました。隣接する霊園側の林に大きく育った木があり、それが親の木ではないかと思っています。毎年草刈りをしなければ、林になってしまうかも?!
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ヌルデ(ウルシ科) ワークショップでは勘違いからヤマウルシ(ウルシ科)と紹介した回もありますが、正しくはヌルデです。参加者に教えてもらいました。ありがとうございます。 |
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ヤナギの仲間 バッコヤナギかエゾノバッコヤナギと思われます。ワークショップでは学芸員の思い違いでオオバヤナギと紹介してしまいました。修正してお詫びします。 |
来館者から突然に「シダの押し葉標本を見たいです」という申し出がありました。聞けば標本採集者が主宰していた観察会によく参加していて、思い出として標本を見たい、とのことでした。
収蔵庫に保存している標本のため、学芸員が収蔵庫から別室に標本を用意して並べて見てもらいました。標本とともに保存している採集者の手書きメモもあり、とても懐かしんで喜んでいただけました。標本はこんなふうに心を動かすことがあるんだなぁ。
※基本的に、収蔵庫内の標本の見学は調査・研究目的での利用に限らせていただいております。
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市立栄町小学校5年生の取り組み「推しの木(こ)プロジェクト」が札幌市環境局主催の「さっぽろこども環境コンテスト2024」の小学校の部最優秀賞を受賞しました!
この取り組みにあたり、学芸員が授業に協力しています。学芸員も楽しんだ授業の様子を、当センターで開催中の「博物館活動日誌‘24」で、少し紹介しています。 生の植物に触れることは、何か感覚のスイッチを入れるんだな~、と改めて思った学芸員です。 |
さっぽろこども環境コンテスト2024(環境局)
これまでの展示を生かしつつ、見ることができる標本の数をぐっと増やしました!
(2月1日の記事で作業中とお伝えしたものです。)
今後もアップデートしていくので、センターに来たことがあるという方も、また見に来てくださいね!
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山崎学芸員がキノコのアクリル標本を用意している様子。動物が植物を食べた痕、昆虫、鉱物なども仲間入りしました。 |
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新展示のテーマは「むぎゅむぎゅ~ひめられたかのうせい」。 350点の標本がむぎゅっと詰まっています! |
また、2025年3月15日(土曜日)からは、活動報告展「博物館活動日誌'24」が始まります。
2024年度に行った調査研究の成果や、企画展、イベントについてご紹介します。
クイズラリーも行いますので、ぜひチャレンジしに来てくださいね!
全問正解者にはオリジナル缶バッジ(超マニアック!当センターでしか手に入らない!)を1個プレゼント!
詳細はイベント情報をご覧ください。
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2024年度に寄贈された標本も展示します。 写真は、なんとホテルの壁に使われていた石材。アンモナイトの化石が入っています。 |
2025年3月1日(土曜日)、2日(日曜日)に開催する「まちなかミュージアム」に向けて、展示物の搬入・設置を行いました。
普段は博物館活動センターでしか見ることができない化石や植物、昆虫の標本や、大迫力のプロジェクションマッピングが2日間限定で、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)北3条交差点広場に登場します。
学芸員によるトークイベントや、植物を使った工作のワークショップも行います。
ぜひご来場ください!
詳細はイベント情報からご覧ください。
※博物館活動センター(豊平区平岸5条15丁目1-6)は、3月1日(土曜日)は開館、3月2日(日曜日)は休館です。
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全長約13mもあるクジラ化石の復元骨格標本を組み立て中…。 |
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背中の部分は約2.5mもの高さがあります! |
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札幌の昆虫標本や植物標本もたくさん持っていっていますよ! |
2025年2月8日、15日(土曜日)ワークショップ「冬の木の芽を観察しよう」を行いました。
2日ともよく晴れた空の下、かんじきを履いて当センターの裏庭を散策しました。山崎学芸員が、木の芽や枝のつき方、雪の上に落ちている木の実などについて解説しましたよ!
同イベントは2月22日、3月8日(土曜日)にも開催します。ぜひご参加ください。
詳細はイベント情報をご覧ください。
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早速、冬芽を発見! クルミの木です。 |
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高いところや足元に落ちているものにも注目! |
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開催中の巡回展「西岡公園自然調査報告展~子どもたちの調査隊ヤンマ団とさかな組」に、さかな組の調査隊員が来館してくれました! せっかくなので、その場でポスターの解説を聞かせてもらうスタッフ達。 当センターでの展示は2025年2月21日(金曜日)16時00分までです。 |
西岡公園に生息するトンボや魚に関する、子どもたちの調査・研究の成果を見ることができます。
丁寧なスケッチや詳しいデータ分析はとても見応えがありますよ!
2024年度も新たな発見があったそうです!
当センターで展示が見られるのは、2025年2月21日(金曜日)16時00分までです。
詳細は西岡公園ホームページをご覧ください。
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設営中の様子。着々と展示が完成していきます! |
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実物のトンボの標本も見ることができます。 |
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冬になって青々としてきた水草のヒンジモ(品字藻)。冷たい水を好むとされているからでしょうか。 12月にSMACニュースで紹介したツリガネムシの仲間は、いつのまにかいなくなりました。 来館するたびに変化を見つけられる水槽にご注目あれ! |
山崎真実,2015.北海道におけるヒンジモLemna trisulca L.(サトイモ科)の新たな確認地点および分布情報.水草研究会誌 102:24-30.
山崎真実・首藤光太郎,2024. 札幌市東区におけるヒンジモLemna trisulca L.の新たな生育地点記録及びサッポロさとらんど内「さとの池」の水生植物相. 水草研究会誌115号:17-24.
今日は「北海道アンモナイト化石貴重・お宝コレクション展」の最終日でした。
たくさんのご来館、ありがとうございました。
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来週2025年2月4日(火曜日)~6日(木曜日)は、常設の収蔵展示に入れ替える作業を行います。 常設展示の大きなシナリオはこれまでと同じ「1億3千万年前からの札幌の自然史」ですが、少し深掘りしたり、多様性が目で見て分かったりするような標本を出していきます。
通常通り開館しますので、普段はなかなか見ることのできない「博物館の展示入れ替え」を見学できるチャンスです! |
田中学芸員によるミュージアムトークを行います。
日時:2025年1月25日(土曜日)13時00分~14時00分
場所:札幌市博物館活動センター2階実習室
申込不要。当日直接会場へ。定員なし。(座席は20席。立ち見可)
詳細はイベント情報「北海道アンモナイト化石貴重・お宝コレクション展」をご覧ください。
当日の様子 |
2025年1月18日(土曜日)、企画展関連行事としてミュージアムトークを行いました。 1月25日(土曜日)も13時00分から当センターにて開催します。「クジラ入門講座―多様!空知はすごいが、札幌もイイ!―」と題して、空知の沼田町や深川市の新種になったクジラ化石のお話、そして札幌市南区から見つかったセミクジラ科化石について、標本を使ってご紹介します。お楽しみに! |
※翌日1月26日(日曜日)は特別開館と、ミュージアムトーク「アンモナイト化石の基礎知識」を行います。こちらも詳細は上記のイベント情報よりご覧ください。
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1月18日は「クジラ入門講座―進化!十勝はすごいが、札幌もイイ!―」を実施します。 足寄町のアショロカズハヒゲクジラや大樹町のタイキケトゥスのレプリカをつかって、クジラの進化や、新種を命名したときの研究ストーリーをご紹介します。 そして、札幌市南区より見つかったセミクジラ科化石の最新情報も紹介します。一緒に博物館標本をじっくりみてみませんか?
1月25日は「クジラ入門講座―多様!空知はすごいが、札幌もイイ!―」を実施する予定です、お楽しみに! |
(撮影日:2024年12月26日) |
開催中の「北海道アンモナイト化石貴重・お宝コレクション展」(2025年2月1日まで)には、アンモナイトが含まれる岩の塊「ノジュール」に水をかけて観察するコーナーがあります。 乾いたノジュールの表面に霧吹きで水をかけると、アンモナイトがはっきり見えて観察しやすくなります。 アンモナイトといえばぐるぐる巻きのイメージかもしれませんが、割れている向きによって、アンモナイトの断面が違って見えますよ。ぜひ体験してみてください。 |
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2025年もよろしくお願いいたします。
【見どころ】 シマヘビ(教材用プラスティネーション標本) 手に取ってご覧ください。元の縞模様が消えてしまい、白くてありがたい感じに見えます。
常設展示ではクジラ化石の巨大さが実感できる頭部(一部)も展示中。ぜひ、企画展とともにご覧ください。 |
札幌市議会の飯島弘之議長が来館されました。企画展「北海道アンモナイト化石貴重・お宝コレクション」展をご覧になったあと、小金湯産クジラ化石や植物などの常設展もご覧になりました。
飯島議長が手に持たれているのは、当センター所蔵の世界で最も保存状態の良いセミクジラ化石の背骨(実物)です。現在、当センターで研究を進めています。
写真左から武市氏(札幌自然史研究会顧問)、飯島議長、山崎学芸員、田中学芸員
雪の結晶づくりなど、教材開発を行っておられる平松先生(士別市立博物館・特別学芸員、元・福山市立大学)が札幌市博物館活動センターに来館されました。紙で作るブーメランを披露していただきました。学芸員も教材開発には自信があります。平松先生のからアイデアをいただいて、今後の普及教育活動に活かしていきます。
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羽にカーブをつけるのがポイント。 |
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学芸員も挑戦! |
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投げるのにもコツがあるみたい。 |
2024年12月14日(土曜日)、展示解説員が水槽内にふしぎなモノを見つけました。
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ちくちくと生えているのは「マツバイ」という水草です。 |
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マツバイの一部がぼんやりと白いモノで包まれているのがわかるでしょうか? (左写真の赤丸で囲った部分) |
この白い部分を低倍率の顕微鏡で見てみると……
動いてる?!?!
で、高倍率になる顕微鏡でもっと拡大してみると、「まち針」のような形がたくさん!
柄がくるくるとねじれながら伸び縮みする動きに歓声を上げるスタッフ達。
調べると「ツリガネムシ」の仲間だと分かりました。
その場にいた来館者も一緒に観察しましたよ。
「いきもののぬりえをしてみよう!」でも「ツリガネムシ」を紹介しています!
ぜひぬってみてください!
※水槽は、2017年の企画展で水草の展示用に使ったものを一部残して、来館者も見られるようにしています。
11月の開館に合わせ、廊下・図書コーナー前に新しくミニ展示を始めました。
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ディープな図鑑の世界 普段なかなか手に取らないような、分厚くて重い専門的な図鑑をピックアップし、読みやすいように展示しました。 どんな図鑑か分かるように、スタッフからの一言メモを付けています。 特に水草の図鑑に付けた山崎学芸員の熱い一言?メモは必見! パラパラとめくるだけでも楽しめますよ。 |
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標本と絵本~ふゆめ~ 冬芽(ふゆめ)の絵本と合わせてアクリル標本を展示しています。 虫眼鏡も用意したので、ぜひ手に取って観察してみてください。 いろんな「顔」が見えてくるかも! ところで、冬芽って何……?と思った方は、おうちミュージアム「植物たちの冬ごもり~木の冬芽と草のロゼット」をぜひご覧ください。 |
2024年11月2日(土曜日)、札幌大学の学生が博物館活動センターの標本を借りるため下見に来館しました。
札幌大学には展示室があり、学芸員資格取得のために知識・技術を学んだ学生による企画展も行われています。
実践して初めて気付くことも多いですよね。
(私たちも学芸員として働きながら日々是修行です。)
具体的な標本を見て、さらに展示の詳細を今後練っていくそうです。
札幌大学歴史文化財展示室
https://www.sapporo-u.ac.jp/univ-guide/campus/museum.html
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展示テーマに関連するというので、当センターの花壇で育てているホップを提供。学生自ら収穫・・・いや、標本採集。 |
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特別収蔵庫にて、アライグマの毛皮標本(教材用)を採寸中。 |
研究が進み、チョット新しくなった展示です。
札幌市南区から見つかった、世界で一番保存状態の良いセミクジラ化石の実物化石を、展示しています。
研究も順調に進んでいます。今後にもご期待ください!
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ただいま休館中の収蔵展示室にて、展示の入れ替え作業中です。 博物館ファンの大学生がお手伝いに来てくれました。 |
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展示物の配置を微調整しています。 これまではレプリカ標本を展示していました。 再開館は11月1日から、お楽しみに!
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