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#未来に希望の種をまこう~キャリア講習のための学校訪問
~北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームが月寒小学校でキャリア講習会を開催~
9日(水曜日)の午前10時45分から、月寒小学校(月寒西2条5丁目1-1、増子義仁(ますこ・よしひと)校長)において、6年生を対象とした講習会が実施された。
これは、月寒小学校において児童らが自らの将来を考える一助とすべく取り組んでいるキャリア講習会「未来に希望の種をまこう」の一環で、このたび北海道コンサドーレ札幌がバドミントンの普及啓発として学校訪問を行う活動とマッチングし実現したもの。今回は北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアム・大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)のある豊平区が協力し、小学6年生の児童99名を対象に実施された。
講習会には、北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームの吉田仁(よしだ・じん)監督と、大越泉(おおこし・いずみ)選手、山澤直貴(やまざわ・なおき)選手が講師として参加。講師陣は月寒小学校手繰先生の司会進行のもと、学生時代の話やバドミントンとの出会い、大切にしている考え方などについての講義を行うとともに、バドミントンコートでのパフォーマンス実演を行った。
講義では、3択クイズやグループワークで児童らが自ら考え、導き出した答えの成否に一喜一憂する場面があった。特に、選手が少年団をやめたきっかけが「自分が一番強かったから」であったり、監督に適している人は「我慢強い人」であることなど、スポーツを職業にする人のストイックさや大変さが垣間見える答えでは感嘆の声があがっていた。
また、パフォーマンス実演では児童らがバドミントンコート間近で選手らの迫力あるラリーやスマッシュの応酬を目の当たりにし、目を輝かせていた。実演の終盤では有志の児童が実際に選手のスマッシュを受けてみる体験を実施し、猛スピードで迫るシャトルを打ち返そうと真剣に取り組む中で、ラケットがシャトルに触れた際には大きな歓声が上がっていた。
講習会の最後では質問コーナーがあり、児童らはそれまでの講義の内容をもとに「壁に当たった時はどうしたらいいのか」「チームプレイをするときに大切にすることは何か」「我慢強くなるためにはどうしたらいいか」など積極的に質問し、講師陣からの「目的を把握し見失わないことが重要」「適材適所を考えることやムードメイクが大切」「オンとオフをしっかりと区別することや将来成功するビジョンを持つことが大事」といった含蓄のある回答を受け、深く頷いていた。
講習会終了後には、豊平区のキャラクター『こりん』『めーたん』がサプライズで登場し、児童らと一緒に記念撮影が行われた。
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