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更新日:2025年1月29日

清田消防署~消防車紹介~(水槽付救助車)

清田消防署本署に配置され、清田特別救助隊が使用している水槽付救助車をご紹介します。

清田水槽付救助車斜め前方からの写真
オレンジ色の服を着た救助隊員が乗っています

訓練のために移動する清田水槽付救助車
出動する水槽付救助車(訓練)の様子

車両について

制作

区分 製作所名
シャシ 日野自動車株式会社
エンジン 日野自動車株式会社
ポンプ 日本機械工業株式会社
架装 山﨑自動車株式会社

諸元

型式 2KG-GX2ABA 年式 平成31年式
配置 平成31年3月 全長 7.98メートル
全高 3.13メートル 全幅 2.31メートル
最大積載量 2トン 駆動方式

4×2(後輪駆動)

使用燃料 軽油 燃料タンク容量 100リットル
乗車定員 6名 水槽容量 2,000リットル

機関員が選ぶ「この車両のここがアツい!

1台2役を担う盛りだくさんの装備がアツい!

この車両は救助車に必要なウインチ装置・発電照明装置などの機能と水槽車に必要な放水機能を併せ持つ、1台で2つの役割りを担う車両です。

救助隊と水槽隊の2つの顔をもつ清田特別救助隊の活動を支える多種多様な救助資器材・消火資器材が積載されています。

車両フロントに装備されたウィンチ
ウィンチはフロント中央部に装備

車両上部装備された照明器具
車両上部の照明は夜の出動の必須装備

車両キャビン内の写真
座席の様子、助手席には隊長が座ります

車両右側の写真
たくさんの資器材を隙間なく積載

車両後方からの写真
車両後部には救助資器材を整然と収納

車両の上方からの写真
車両の上部にも資器材を収納

「この装備が凄い!」清田特別救助隊員が資器材を語る

ファーストレスポンダージャッキが凄い

今回ご紹介するのは、清田水槽付救助車に積載されている「ファーストレスポンダージャッキ」です。

装備品を手に持つ特別救助隊員
これがファーストレスポンダージャッキです。

訓練で道具を使って車を持ち上げる様子
レバーを操作することで車両が持ち上がります。

アメリカ生まれの資器材で、「持ち上げる」「引っ張る」「押しひろげる」など人の力では困難な作業を燃料や電源を使用することなく行うことができます。

耐荷重は約2トンあり、交通事故や建物など重い物の下敷きになってしまった人を救助する現場などで、素早く要救助者を救助することができます。

消防車両マメ知識

~消防車の色は朱色~

消防車の色は赤色と言われることが多いですが、法律(道路運送車両の保安基準)で「消防自動車にあっては朱色とし、その他の緊急自動車にあっては白色とする。」と定められているため、消防車の色は朱色となります。

※朱色~鮮やかな黄みの赤/古来の製法で作られた朱肉の色(JIS慣用色名より)

また、救急車は「その他の緊急自動車」にあたるため、朱色ではなく白色で塗装されています。

 

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札幌市消防局清田消防署警防課

電話番号:011-883-2100

ファクス番号:011-271-0629