ここから本文です。
北野水槽車は北野出張所で勤務する水槽隊が運用する車両です。
迫力がありますね(^^)
左が更新前の古い車両、右が新しい車両です
区分 | 制作所名 |
シャシ | 日野自動車株式会社 |
エンジン | 日野自動車株式会社 |
ポンプ | 吉谷機械製作所 |
架装 | 田井自動車工業株式会社 |
型式 | 2KG-GX2ABA | 年式 | 令和4年式 |
配置 | 令和4年3月 | 全長 |
7.180メートル |
全高 |
3.020メートル | 全幅 | 2.310メートル |
車両総重量 | 11.68トン | 最大積載量 | 2トン |
使用燃料 | 軽油 | 燃料タンク容量 | 100リットル |
乗車定員 | 6名 | 水槽容量 | 2,000リットル |
北野水槽車は札幌市消防局では数少ないハイルーフキャブ(天井の高い乗車スペース)が採用されています。
ハイルーフキャブは天井が高く余裕があるため、防火衣を着てヘルメットを被っている状態でも動きやすいです。
また内部にも収納スペースを多く確保できるので、出動中に乗車したまま車内で道具を準備したり、装備を変更する際にも楽に動くことができ「安全」で「快適」な空間となっています。
助手席から天井を撮影、様々な道具を積んでいます。
身長約170センチの隊員がまっすぐ立ち上がれます。
火災、救助、救急など様々な現場に出動する水槽隊は装備もたくさん。
高いところに積載された資器材を積み下ろしするための折り畳み式のステップも。
消火の命である水を送り出すポンプの操作盤には様々な計器やスイッチがあり、水の量や放水する強さを管理します。
運転席からの景色、各ミラーからは車両周囲を確認することができます。
コブラは出火建物の窓枠に掛け、外に向けて霧状に放水します。
この放水によって発生する負圧で、煙や熱を屋外に引き出します。
煙を排出することで視界が良くなり、熱を排出することでより安全にスムーズな救出・消火活動をするこができます。
まるで敵を威嚇するコブラのようです
訓練で窓枠から外塔へ放水する様子
(清田消防署の訓練塔で実施しています)
皆さんは消防車に描かれている数字の意味を知っていますか?
北野水槽車の標識灯にも。
水槽付救助車の屋根にも。
この数字は消防車の種類を表しています。
写真を例にすると、
左:「北野2」は、北野水槽車
右:「清田6」は、清田(水槽付)救助車
このとおり配置署所と車両の種類を表します。
清田消防署には以下の車両が配置され、それぞれ数字が割り振られています。
数字 | 車両の種類 | 数字 | 車両の種類 |
2 | 水槽車 | 6 | 救助車 |
7 | はしご車 | 15 | 資材搬送車 |
20 | 非常用水槽車 | 22 | 大型水槽車 |
※指揮車や救急車など、標識灯がない車両や屋根に数字の表示がない車両は除いております。(車両自体は配置されています。)
この数字と車両の組み合わせは札幌市内共通です。
清田消防署に配置されていない車両にもその種類によって別の数字が表示されています。
街で消防車を見かけたらぜひチェックしてみてください!
他の市町村では別の数字が割り振られたり、名前が付けられている車両もあります。
興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.