令和5年度決算の概要（軌道整備事業会計）

決算総括表

（単位：百万円、金額は消費税込み）

区分	収入	決算額	支出	決算額	収支差引 （▲）
収益的収入及び支出	営業収益	823	営業費用	1,652	▲829
	施設使用料収入	808	人件費	164
	その他収入	14	経費	606
			減価償却費	881
	営業外収益	741	営業外費用	17	724
	小計	1,564	小計	1,669	▲105
	特別利益	0	特別損失	0	0
	計	1,564	計	1,669	▲105
資本的収入及び支出	企業債	589	建設改良費	1,277
	固定資産売却代金	35	企業債償還金	214
	国庫補助金	1
	負担金	716
	計	1,340	計	1,491	▲151
当年度分損益勘定留保資金等		292			292
当年度分収入及び支出	合計	3,196	合計	3,160	36
過年度分内部留保資金		▲24			▲24
総計		3,172		3,160	13
長期借入金（残高）		615			615
再計					628

※表中の数値は、各係数ごとの四捨五入で表示しているため、合計値とは一致しない場合があります。

• 収益的収支は、消費税込みで算出した場合、105百万円の赤字となりました。なお、消費税抜きで算出した場合は、154百万円の赤字となりました。
• 資本的収支は、建設改良費の財源を、企業債、負担金、補助金の収入で賄っていますが、企業債償還金によって、収支差引で151百万円のマイナスとなりました。
• 資金の状況は、13百万円の資金残となり、これに資金手当として、長期借入金残高を充当した結果、最終的な資金過不足額は、628百万円の資金残となります。

財政状況の推移

（参考）1日平均乗車人員及び年間乗車料収入

（金額は消費税込み）

1日平均乗車人員及び年間乗車料収入については、令和2年度に新型コロナウイルス感染症の影響等により大幅な減少となりましたが、その後、乗車人員の回復やSAPICAポイントの見直し等により回復傾向が続いています。

経常収支及び累積欠損金

（金額は消費税抜き）

令和5年度の経常収支について、減価償却費の増加等により、前年度に比べ悪化しています。

企業債（借入額・償還額・残高）

電車事業所などの老朽化施設等の改良更新を進めていることから、令和5年度は、借入額が償還額を上回り、残高が増加しています。

資金の状況

令和3年度に運送事業者に対する施設使用料の減免額の財源として、一般会計から長期借入れを行ったことにより、令和5年度の資金残は628百万円となります。

実施した主な事業

• 安全の確保
  • 車両基地改良
  • 変電所設備更新
• まちづくりへの貢献
  • 低床車両製造
• 快適なお客さまサービスの提供
  • 街路拡幅関連事業（軌道改良等）