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異常気象の特徴を知り、災害に備えよう
~市民向け防災セミナー~
2月19日(水曜日)午後3時から、豊平区民センター(平岸6条10丁目)で、豊平区主催による市民向け防災セミナー「札幌の気候変動と、異常気象への備え」が開催された。
これは、近年多発している異常気象について理解を深め、地域の防災に役立てようと開催されたもの。北海道テレビ放送の番組などで気象解説を担当している宇野日和(うの・ひより)さんを講師に迎え、豊平区民ら約100人が参加した。
宇野さんは、気象予報士の目線から、異常気象とはどういうものか、地球温暖化が進んだ未来の気象がどのようになるかを、真夏日や真冬日の日数予測などを基に丁寧に解説。天気予報を正しく理解するポイントや、豊平区に特化した雪予報についても実用的なアドバイスが送られていた。
講演後には、参加者から講師への積極的な質問が相次ぎ、アンケートの回答では「天気予報の専門用語がわかりやすく説明されていた」「気象予報を見る視点を教わり勉強になった」「気候変動がもたらす影響について知識が深まった」など異常気象への理解や防災意識が高まっている様子が伺えた。
また、会場内には血管年齢や骨密度などの健康測定コーナーや専用のゴーグルを装着して行うAR消火体験コーナー、タブレット端末を使用して、周りの風景に水を重ねて浸水被害体験ができるコーナーが用意され、来場者は各担当者からの解説に耳を傾けていた。
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