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更新日:2025年4月1日

子ども議会における意見

「子ども議会」は、市内の子どもたちが子ども議員として、札幌のまちづくりについて考え、話し合った内容を発表する取組です。令和5年度(2023年度)の子ども議会では、市内の小学4年生から中学3年生までの計25名の子ども議員が、共生社会の実現に向けて話し合いたいテーマを設定し、5つのグループ(「アイヌ」・「異文化とマーク」・「ジェンダーレス促進」・「少子高齢化対策」・「バリアフリー」)に分かれて意見交換を行い、札幌市に対し様々な提案をしてくれました。

子ども議会について|「子ども議会って何だろう?」のページ

検討経過(全て令和5年(2023年)に開催)

実施日

内容

第1回

10月14日

ユニバーサル推進室から説明、テーマ選定

第2回

11月11日

テーマ関係部局との勉強会、議論

第3回

11月25日

共生社会への理解を深める学び、報告準備

第4回

12月10日

テーマ関係部局との意見交換会、報告準備

第5回

12月26日

リハーサル、報告の最終調整

市長報告会

12月27日

市長報告、振り返り

各グループからの意見

グループ1(テーマ:アイヌを守ろう)

メンバー

5名(小学4年生:1名、5年生:4名)

共生社会とは

個性を認め合い、差別をしない男女平等な社会

意見・提案

アイヌ文化をPRし、受け継ぐことにより北海道の大切な文化を守ってほしい。

  • 食や衣服、踊りなどに直接触れられるアイヌフェスティバルを大通公園で開催する
  • 人通りの多い市内中心部で開催することで、市民や観光客に知ってもらい、全国的に知名度を上げる

グループ2(テーマ:異文化とマーク)

メンバー

4名(小学4年生1名・5年生2名、中学2年生:1名)

共生社会とは

いかなる立場の人もお互いを認め合い、助け合う楽しい社会

意見・提案

札幌市在住の外国人が日本語で困らないよう、様々な取組みを実施してほしい

  • 災害時などの緊急情報を外国語で発信
  • 外国人が身に着けることのできるコミュニケーションヘルプマークを作成
  • 役所や医療機関、金融機関などの多言語対応

グループ3(テーマ:ジェンダーレス促進)

メンバー

5名(小学4年生2名・6年生1名、中学2年生1名・3年生1名)

共生社会とは

立場が違っても同じような権利がある社会

意見・提案

性別による固定概念や無意識の思い込みが、職業選択の幅を狭めている現状を改善する

  • 無意識の思い込みにより固定化された性別による役割と逆のことを楽しく体験できるワークショップを実施してほしい

グループ4(テーマ:少子高齢化対策)

メンバー

4名(小学5年生2名・6年生1名、中学3年生1名)

共生社会とは

一人一人の個性が尊重され、どんな人でも受け入れられて、楽しく生きられる社会

意見・提案

 

少子高齢化を改善すべく出産、育児への支援を実施してほしい

  • 男性の育児休業取得期間を現状より長くする
  • 命がけで出産する女性を、男性は育児でサポートする

グループ5(テーマ:バリアフリー)

メンバー

7名(小学4年生2名・5年生1名・6年生1名、中学1年生2名・2年生1名)

共生社会とは

どんな人でも差別されずにお互いを理解し合って幸せに生きていく社会

意見・提案

バリアフリーを促進する様々な取組を実施してほしい

  • 歩車道境界の縁石の段差を解消
  • 公共施設などに優先エレベータを設置

このページについてのお問い合わせ

札幌市まちづくり政策局政策企画部ユニバーサル推進室

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎5階

電話番号:011-211-2361

ファクス番号:011-218-5109