第58回札幌市緑の審議会
平成20年11月27日(木曜日)10時から札幌すみれホテルにて、第58回札幌市緑の審議会が開催されました。
審議内容については、以下のとおりです。
報告事項
以下について、事務局から報告いたしました。資料1「報告事項」(PDF:94KB)
- 前回の審議会のとりまとめ
- 市民参加によるワークショップの結果
- 都市公園における指定管理者制度導入の状況
議事
札幌市緑の基本計画の評価資料2「札幌市緑の基本計画の評価」(PDF:631KB)について、各委員からご意見がありました。
その概要を以下のとおりご紹介いたします。
意見概要
「市民(活動)」に関すること
- ボランティアを活性化させるため、これまで以上に行政からの働きかけが必要である。
- みどりに対する価値観が人それぞれで違うことから、みどりについて話し合える多様な機会が必要である。また、市民への広報などとともに、気軽に情報や意見をメールできるインターネットの充実を望む。
- 緑の基本計画を、「人の関わり」としてとらえることが重要である。
- 行政側からの情報発信は進んでいるが、市民、企業、活動団体との情報の送受信を双方向に整えることが必要である。
- 緑の基本計画の改定は、緑の基本計画及び実施施策を市民に知っていただく大きなチャンスであることから、ワークショップなどを活用して、市民意見などを得るとともにPRすることが重要である。
「ワークショップの成果の活用」に関すること
- 評価の中にワークショップの成果をいかすことによって、市民意見が反映できる。
- 市民が求めていること(ワークショップの成果)とこの計画でやろうとしていることをリンクさせることによって、改定の内容、体系を議論できる。
「みどりの役割」に関すること
- サスティナブルな(持続可能な)都市をつくっていく中で、みどりが持っているいろいろな機能が都市の基盤として、大事であることをもっとアピールするとともに、みどりが持つ効果を評価の中に位置づけていくべきである。
「審議の進め方」に関すること
- 次のステップにつなげるため、目標に対してどこまで近づいているのかがわかる評価があるとよい。
- 目標に対する達成度や弱点、行政としての明確な方向性を示すと議論が進めやすい。
その他
- 民間は非常に厳しい予算で建物をつくっていることから、市民に公開した緑地をたくさん確保した場合に、容積率の割増や補助金等の制度があればよい。また、緑化するときに、どの程度のお金がかかるかわかる資料があるとよい。
関係資料一覧

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