第63回札幌市緑の審議会
平成22年6月17日(木曜日)10時から札幌すみれホテルにて、第63回札幌市緑の審議会が開催されました。
審議内容については、以下のとおりです。
議事
事務局から「審議スケジュール(予定)」資料1(PDF:107KB)、「前回の審議会のとりまとめ」資料2(PDF:38KB)、「市民アンケート調査票」資料3(PDF:130KB)、「市民アンケート調査結果」(資料4【ページ下部配布資料参照】)、「目標・指標」資料5(PDF:356KB)、「中間答申(案)」(資料6【ページ下部配布資料参照】)、「パブリックコメントについて」資料7(PDF:17KB)の説明を行いました。
「中間答申(案)」に対する各委員からの意見概要は以下のとおりで、これらの意見をもとに中間答申(案)の修正を行い、修正案を会長が確認して中間答申とすることになりました。
意見概要
目標・指標について
- 目標について「みどりづくりなどに今後も参加したいと思っている市民の割合」の目標値を「現状以上」としているが、例えば、「身近な公園に対する市民の満足度」の目標で1割増などとしているのであれば、この目標についても1割増を目指すことができないか。
- 指標の「ボランティア、タウンガーデナーの活動満足度」が削除されたが、市に登録している方々なので調査しやすく、また、みどりについての意見をお持ちの方が多いと思われるので、今後の指標にしていくために調査していくことができればよい。
- 「みどりづくりなどに今後も参加したいと思っている市民の割合」は、数値達成することよりも、参加した活動の中身を充実させることが大切だと思う。
- 「ボランティア、タウンガーデナーの活動満足度」については、登録数の変動で、満足度を推し量ることが可能ではないか。
- 「みどりづくりなどに今後も参加したいと思っている市民の割合」は、参加した人が分母になる。分母が変動するような値を目標にするのは難しい。
- アンケート調査に基づく数値は、誤差を考慮する必要があり、目標値の設定自体をあいまい化させた方がよい。例えば、「みどりづくりなどに今後も参加したいと思っている市民の割合」は、「高い比率で参加していただくことを目指す」などあいまいな表現にするのはどうか。
- アンケート調査に基づく目標値については、調査精度を考慮して、設定の仕方、書き方に注意する必要がある。
- このアンケート調査は郵送法で実施していることから、関心の高い人が回答しているので、絶対的なものではない。社会情勢によってある程度変化することを念頭に置いた目標・指標にするとよい。
- 定量的な目標と定性的な目標の数値については、数値の扱いが違うということの理解が得られる必要がある。
- アンケート調査による現況値は、あくまでアンケート調査による現況値であるということを踏まえることがわかっていればよい。
- 定性的な目標の現況値は、アンケート調査による現況値であるということを示しておく必要がある。
- 目標の「みどりづくりなどに今後も参加したいと思っている市民の割合」のところにカッコ書きなどで「活動に参加した人のうち」ということを補足したほうがよい。
見やすさ・読みやすさについて
- 文字が大きくなったが、文字がびっしり書いてあって見にくい。また、表の中の文字など、改行の位置が悪く読みにくい。全体のバランスをとったデザインにするべき。
- 注釈の文字を明朝体にするなど、書体を変えることで、印象が変わり見やすくなる。
- 「活用編」にある丸数字が、図に対応したものと関連するプログラムに対応したものがあることから、分かりやすいように違うタイプの表現にした方がよい。
- 「活用編」の「住宅地でのみどりづくり」など、「~での」という表現は話言葉的で、「住宅地のみどりづくり」にしたほうがよい。
- 「活用編」の「制度・支援メニュー」のところに同じ項目が並んでいるので、整理するほうがよい。
- P17の表中の文字について、先頭の文字の位置を揃えるなど見やすくしたほうがよい。
- 全体的に話言葉と書き言葉が混在しているので、精査したほうがよい。
その他
- P17のコアの説明がないので、説明をしておく必要がある。
- P40の「国有林の保全」について、普及啓発に努めるだけではなく、保全のために連携しますみたいな書き込み方ができるとよい。
- 農地の消失が進んでおり、これを守ったりするための相談窓口などが書かれているとよい。
- アンケートは、地域別、年齢別などで分析した結果を活かし、地域の特性に応じた施策を考える参考になると思う。内部資料として活用するべきではないか。
- ボランティア、公園ボランティアなど書き方が統一されていない。また「みどりの愛護員」となっているが「緑の愛護員」ではないか。
配布資料

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